2018年春夏シーズンの注目カラーは、ペールトーン。フェミニンで上品な雰囲気を演出してくれるカラーだが、各ブランドはどのようにこの淡い色合いをウェアに取り入れたのだろうか。コーディネートをアップデートする参考にしてみて。
ヴァレンティノ(VALENTINO)は、このペールトーンの色味を、ブランドが得意とするシルキーな薄物と自然に調和させた。敢えてスポーティなアイテムに仕立てて、リュクスなMIXスタイルを披露している。
アレキサンダー・マックイーン(Alexander McQueen)の、シースルー素材に淡いピンクのギンガムチェックをのせたファンシーなワンピースとニットカーディガンの組み合わせ。エナメルブラックのベルトとブーツをアクセントに取り入れて、全体を甘くなりすぎないよう引き締めた。
全身を淡いピンクでまとめたシャネル(CHANEL)。今季はPVCのブーツやアクセサリーを合わせて、フューチャリスティックなラグジュアリースタイルを披露。
パステルブルーの使い方には一工夫加えて。スポーツマックス(SPORTMAX)は、青の補色でかつトーンの暗いブラウンのショートパンツを合わせて、メリハリのあるスタイリングを作っている。
ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)も同様のメリハリのある色使い。メインカラーはペールブルーなのに、スポーティで強さを感じるスタイリングが完成している。
フェンディ(FENDI)は、淡いブルーのトップスに濃いグリーンのスカートを合わせて、爽やかな春夏ムードを演出。
イエローで全身を彩ったドリス ヴァン ノッテン(DRIES VAN NOTEN)。唇モチーフのグラフィカルな柄が印象的に映える。足元には、シルバーグリッターのブーツを合わせてモードにまとめた。