ジョン ローレンス サリバン(JOHN LAWRENCE SULLIVAN)の2018年春夏ウィメンズコレクションが発表された。
キュッと詰まった襟元とシャープなショルダーライン。レングスは長めが基本で、ボリュームあるワイドパンツが主力だ。そんな強さと繊細が重なった今季のシルエットの上で力を発揮するのは、様々な種類のファブリックたち。
ベースとなるのは、”温度感を感じさせる”素材。涼し気なシースルー素材は、ストライプシャツとなり、カーディガン、タートルネックニットとなって透明感をもたらしてくれる。モール風のラメニットやグリッター地は、キラキラとした光沢感と共に、コレクション全体の温度を引き上げた。
一つのアイテムの中で行われる、素材の掛け合わせも実験的で面白い。少しハードな印象のピンストライプ柄タイトスカートには、ラインと同じレッドカラーのチュールを忍ばせアクセントをプラスした。ニット地のミディ丈スカートは、意表を突くパープルのカラーチュールで甘さを中和し、コンサバティブな印象をかき消している。
ジョン ローレンス サリバン人気のデニムパンツは、今季はパッチワークデザインで登場。カラートーンの異なるデニム地を太もも位置でつなぎ合わせて、サイハイブーツを履いたようなトロンプルイユ風ボトムスを完成させている。