ブラン ワイエム(Blanc YM)は、2025-26年秋冬コレクションの新作ユニセックスコートを2025年10月に発売する。

異なる素材のロングコート3種類に注目

クラシックなシルエットをベースにしながらも、独自の分量感と上質な素材で、洗練された佇まいに仕上げたロングコートは、今季のブラン ワイエムの中でも注目のアイテム。素材の異なる、3種類のステンカラーコートがラインナップする。

表裏ともにコットンシルクを用いたステンカラーコート

まずチェックしたいのは、1930年代の英国ブランドのステンカラーコートをベースにしたロングコート。生地を贅沢に用いてゆったりと仕立てているのが特徴で、身幅だけでなく腕を通すアームホールにも上品なゆとりを持たせている。

生地は、ブラン ワイエムのオリジナル素材であるコットンシルクを採用。従来フォーマルなウェアに用いられることの多いシルクタフタにスーピマコットンを織り交ぜ、加工によって表情豊かな風合いに仕上げた。シルク由来の光沢をより柔らかな風合いで生かし、ヴィンテージ感のあるテクスチャーに。なめらかな表面の肌触りも魅力だ。

コートには、このコットンシルクを表地・裏地ともに使用した「無双仕立て」になっている。今では希少となった、クラシカルな仕立てと素材の魅力を楽しみながら着用できる1着だ。

あたたかなアルパカorヘンプのAラインステンカラーコート

裾に向けてやや広がった形のAラインシルエットに仕立てたステンカラーコートも登場。エレガントなドレープ感を引き立てるように、内側に折り込む形のインバーテッドプリーツが両サイドに施されている。緩やかな仕立てで、中に着込んでもきれいに着こなすことができる。

ウールよりも保温性の高いアルパカ100％の生地を用いたコートは、ふくらみのある柔らかな質感で、あたたかみのある着用感に。毛玉やシワが発生しにくく、なめらかな手触りを保ってくれるのも嬉しいポイントだ。カラーはブラック、ブラウンの2色。いずれのカラーも、ペルー産アルパカ本来の色味をそのまま生かした無彩色であり、ナチュラルな色味を楽しめる。

また、アルパカのコートと同じシルエットで、ウォーミングなヘンプ(大麻)生地のモデルもラインナップ。熱を通しにくいヘンプ素材の特性を生かした、あたたかな着心地のコートだ。従来パリッとした質感のヘンプ素材に繊細な「針布起毛」加工を施すことで柔らかく起毛させており、ヘンプ特有のハリ、コシを適度に残しつつもソフトな質感に仕上げている。

【詳細】
ブラン ワイエム 2025年秋冬
展開店舗：ワンエルディーケーアパートメンツ、アティック、シー ザ シー(東京都台東区鳥越2-11-6 村越ビル1階)、フウク、メイデンボヤージュ(静岡県浜松市中央区寺島町166 1F)、ハンモック、サイン、アベット、プランクストア、その他取扱店舗
※展開アイテムは店舗によって異なる
〈2025年8月発売〉
・シルク オーバーサイズ バルマカーンコート 129,800円
〈2025年10月発売〉
・アルパカ オーバーサイズ バルマカーンコート 141,900円
・ヘンプ オーバーサイズ バルマカーンコート 123,200円