シークレットゲストとして登場した矢沢永吉、セシル マクビー(CECIL McBEE)、ピーチジョン(PEACH JOHN)、ケイト・スペード サタデー(KATE SPADE SATURDAY)などの人気ブランドがオープニングを飾った「東京ガールズコレクション 2014」。第2部では、アグやリーボックなどのカジュアルブランドが最新のルックを披露。また渡辺直美がデザイナーを務めるプニュズ(PUNYUS)のステージでは、たくさんの芸能人が登場し、会場を盛り上げた。
■アグ オーストラリア(UGG Australia)
ゴールドを基調としたライティングでラグジュアリーな世界観を表現したアグ。モデルたちのヘアスタイルはダウンスタイルで統一され、ハットやサングラス、ゴールドのアクセサリーなどのアイテムを多用。ラストは、今季注目のトレンチコートやミモレ丈のスカートを身に付けたローラが登場し、彼女のビッグスマイルに来場者たちは歓声を上げた。
■プニュズ(PUNYUS)
ダンスパフォーマンスとファッションショーを融合したプニュズ。ビヨンセの「シングルレディ」に合わせ、ピース、マギー、山本優希などが登場。ドット柄ニットやドーナツモチーフのシャツなど、カジュアルアイテムを紹介した。フィナーレは、渡辺直美がランウェイをダンサーと共に歩き、会場が一体となり音楽にあわせてハンズアップ。彼女だからこそ作ることができる、躍動感のあるステージを披露した。
写真左) <左>土屋アンナ <右>知英 写真右) <左>ケリーアン<中>絵美里<右>西田有沙
■リーボック(Reebok)
ミランダ・カーがオフィシャルアンバサダーを務めるスカイスケイプ(Skyscape)を紹介したリーボックのステージ。スキップをしながら手を振り合い、ランウェイを歩くモデルたち姿は、まるでモデルたちの休日を覗きみているようだ。スタートを切った土屋アンナは、ポニーテールのアップスタイルに、キラキラのゴールドスカートと黒のパーカー&スニーカーを合わせたスタイルで登場。モデルたちは、立ち止まってポーズを決め、ソールのかわいさをアピール。
■フォーシス アンド カンパニー(FOURIS&CO.)
トップは、「SAEKO share love with FOURSIS&CO.」。紗栄子は、水色をベースに真っ赤な花がアクセントの着物に、かんざしを合わせた和装を披露。日本女性だからこそできる上品なコーディネートを展開した。続いて、「Giace by jessica」のステージでは、ウエストマークにポイントを置いたロングドレスにハットを合わせたスタイルを提案。ラストは、デザイナーの道端ジェシカが、真っ赤なリップに純白ドレス、長いベールをまといステージ上へ。会場には幸福感を表現するようなまっしろな光がふわふわと舞い、女の子なら誰でも憧れるプリンセススタイルから、来場者は自分のウェディングドレス姿を夢みただろう。
■ビバユー(VIVA YOU)
ビートルズの曲と共に、昼と夜のブリティッシュガールスタイルを展開したビバユー。丸高愛実がDJとして登場し、会場を盛り上げた。
スタートは寛美和子や佐藤ありさが登場し、トレンチコートや赤チェックのアイテムを中心とした昼のロンドンガールスタイルを提案。続いて、今季流行のライダースジャケットやファー小物、チェック柄のクラッチバックなどのアイテムを使い、ナイトシーンにで活躍するブリティッシュスタイルを紹介。フィナーレは、モデルたちがDJブース前に集まり、ダンスを披露した。
その他、映画『近キョリ恋愛』のステージでは山下智久が登場。持っていた花束を客席へ投げると、会場からは最も大きな歓声が上がった。マギーが出る「エイブル」ステージやTV番組「テラスハウス」のテーマ曲を歌うMACOのライブパフォーマンスなど、ファッションだけではなく、音楽やトークショーなど総合的なエンターテイメントで、来場者をTGCの世界へと引き込んだ。