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2013年2月21日(木)、ミラノファッションウィークでアンテプリマ(ANTEPRIMA)が2013-14年秋冬コレクションを発表した。テーマは「FEEL NATURAL」。慈愛に満ちあふれ、力強く奥深い……そうした自然と女性の相似性に注目している。
霧が立ち込め、夜の静けさを映した湖面のようなランウェイから登場したのは、自然の豊かな色彩の数々。森や草原を構成するオリーブやカーキなどの様々なグリーン、ひんやりとした冬空のブラックやパープル、ネイビーブルー、そしてオレンジレッドは色づく秋の夕陽のように鮮やかなアクセントになっている。
素材はモヘアやカシミアといったジェントルなテクスチャーと、リッチなスネークレザーなどを組み合わせた。また今回は、ブランドを代表するワイヤーバッグのディティールを応用したタイトスカートやアウターは要注目。袖口にビーズのフリンジをあしらったシフォントップスとともに、満天の星空のようにきらめいた。
空に向ってすっと伸びた若草のように縦長のシルエットを中心として、時にはボリューミーなウールのラップコートやミドル丈のフレアスカートが樹木のように広がるＡラインを描いた。エレガントなワイヤーバッグやシックなコンビカラーのロンググローブといったアクセサリーも、ドレスと絶妙に調和。時の流れとともに、シンプルに磨きあげられていく女性と自然の美しさをシックに表現したコレクションだ。
