「サマーソニック(SUMMER SONIC)2019」が、ZOZOマリンスタジアム&幕張メッセと大阪・舞洲SONIC PARK(舞洲スポーツアイランド)にて2019年8月16日(金)・8月17日(土)・8月18日(日)の3日間、開催される。
台風による出演キャンセル
大阪会場で出演を予定していた、ナオト・インティライミ、ヤバイTシャツ屋さん、Fear, and Loathing in Las Vegas、The Interrupters、10-FEET、04 Limited Sazabys、TASH SULTANAは、強風によるステージ設営遅延のため出演をキャンセル。また、Zebraheadもキャンセルとなる。
BEACH STAGEエリアは台風の影響により開催中止が決定。その他内容も公式HPで随時更新中となっている。
2000年8月、都市型フェスティバルとして産声を上げたサマーソニック。通称サマソニ。記念すべき最初の出演アーティストは、グリーン・デイ、ブルース・エクスプロージョンをヘッドライナーに迎えていた。その後もガンズ・アンド・ローゼズ、レディオヘッド、ブラー、オアシス、メタリカ、リンキン・パークら名だたるアーティストを誘致し続け、年々変化し続けた“サマソニ”は、今や世界的な音楽フェスティバルといっても過言ではない。
そして迎える2019年は、20周年となる記念すべき年だ。アニバーサリーイヤーにふさわしく、10年ぶりに3日間開催で行われる。
東京のスタート日(大阪3日目)にヘッドライナーを務めるのはB’z。数々の海外の大物がプレイして来たサマソニだが、待望の日本からの初ヘッドライナーだ。また、同じく初日を飾る日本人アーティストとして注目したいのは[ALEXANDROS]。日本を代表するロックバンドに昇りつめた彼らがどのようなパフォーマンスを見せてくれるのか期待が高まる。
その他、YUKI、The Birthday、クリープハイプ、Little Glee Monster、秦基博、HY、東京会場のみJUJU、WANIMAなども登場予定となっている。
同日の海外勢には、初年度にも出演したウィーザー(WEEZER)が新作『ザ・ブラック・アルバム』とともにサマソニにカムバック。また、ポップ・アイコンのリタ・オラ、新作で世界的アーティストに成長したTHE 1975、トゥー・ドア・シネマ・クラブ(TWO DOOR CINEMA CLUB)、ザ・ストラッツ(THE STRUTS)らも参戦する。
ブリットアワード新人賞を獲得したサム・フェンダー(SAM FENDER)、オーストラリア・パース出身のインディサイケバンド、サイケデリック・ポーン・クランペッツがサマソニで初来日を果たす。
なお、8月18日(日)のサマソニ大阪には2018年に新作をリリースしたばかりのサイケデリック・ポップ・デュオ、MGMTが出演が決定した。
熱を帯びてきた2日目(大阪1日目)、レッド・ホット・チリ・ペッパーズがヘッドライナーを務める。2011年の東日本大震災の年、キャンセルもやむをえないと思っていた中でも熱いライブを繰り広げてくれた彼らが、再びサマソニのステージに立つ。
そのほか、海外勢の注目ラインナップは、サマソニ最多出場記録を誇るパンク・バンド、ゼブラヘッド(ZEBRAHEAD)、パンクロックシーンの重鎮ランシド(RANCID)、ロック界のホープ ブリング・ミー・ザ・ホライズン(BRING ME THE HORIZON)、UK ロックシーンの成長株、キャットフィッシュ・アンド・ザ・ボトルメン(CATFISH AND THE BOTTLEMEN)、日本人オロノがヴォーカルを務める8人組多国籍バンド・スーパーオーガニズム(SUPERORGANISM)ら。
同日には、RADWIMPSやMAN WITH A MISSION、10-FEET、サンボマスターも参戦へ。さらに、ライブ活動を再開したマキシマム ザ ホルモンが満を持して登場する。
また、世界の名だたるフェスでもその名を馳せるBABYMETAL、海外のインディーシーンでも高い評価を得ているCHAIらが登場。なお東京のみ、東京スカパラダイス・オーケストラ、大阪のみ川谷絵音率いるインディゴ ラ エンド(indigo la End)、ナオト・インティライミも出演する。
最終日(大阪2日目)は、アメリカ発のデュオ、ザ・チェインスモーカーズがヘッドライナーとして参戦。2018年の日本ツアーでは東京で2万人、大阪で1万人を歓喜の渦に巻き込んだ彼らが、サマソニに2年ぶりとなる出演を果たす。
そして、スペシャルゲスト枠としてZEDDが決定。ザ・チェインスモーカーズとともにダンスミュージックシーンの2巨頭が最終日を盛り上げる。ディスクロージャー(DISCLOSURE)、アラン・ウォーカー(ALAN WALKER)、ブロックハンプトン(BROCKHAMPTON)、ブラックピンク(BLACKPINK)(※東京のみ)ら来日勢も加わった。
最終日を盛り上げる日本勢メンバーには、エレクトロ・ポップ・ユニットPerfumeや中田ヤスタカ/きゃりーぱみゅぱみゅのスペシャルユニットの姿も。
そのほか、ソロ・デビュー15周年を迎えるKREVA、20周年を迎えるシンガーソングライターAI、小藪千豊率いる超個性派バンド・ジェニーハイらが名を連ね、最終日まで目が離せないラインナップだ。東京のみ登場するSuchmosや山崎まさよしらにも注目したい。
2020年のオリンピックイヤーは開催されないことも決定しているため、2年分の豪華アーティストが集結。今後も続々と発表されていくアーティストは随時要チェックだ。