ミルクボーイ(MILKBOY)の2018年冬コレクションが発表された。

グリム童話『ヘンゼルとグレーテル』に着想

今シーズン、まず目に留まるのは、グリム童話の『ヘンゼルとグレーテル』にインスピレーションを得たピースたち。絵本の挿絵のようなヘンゼルとグレーテルが、スウェットのフロントや、シャツの胸元、ビッグサイズのトートバッグなどにプリントされている。

兄妹が迷い込み、お菓子の家を見つけることになる森は、フーディ―やシャツ、トラックパンツに描かれており、どこか不穏なムードを放っている。2人に"これ以上進んではいけない"、と警告しているかのような"STOP"の標識も見て取れる。

個性豊かなアウター類

ダークになりがちな秋冬の装いにインパクトを与えてくれる、個性的なパターンのアウターにも注目。ふわふわのレオパード柄ライダースジャケットや、アスタリスクを散りばめたジャケット、優し気なブルーチェックのチェスターコートなどが、個性豊かなスタイルを叶えてくれる。

ダッフルコートやピーコートなどベーシックなアウターも揃うが、スポーティーなパンツや、ワイドなチェック柄パンツを組み合わせて、アクセントを加えるのがミルクボーイ流。アウターからちらりと覗く首元にも、スカーフ風に結んだネクタイやリボンをスタイリングし、華やかさをプラスしている。