ヴィヴィアン・ウエストウッド2018年春夏コレクション - 英国トラッドも自由な発想で唯一無二の服に
ヴィヴィアン・ウエストウッド(Vivienne Westwood)の2018年春夏コレクションが発表された。

ヴィヴィアンは今季もファッションを通して私たちに深刻なメッセージを投げかけた。まず、コレクションの主役とも言えそうな“柄”に注目してみよう。ファーストルックは、動物の斑点のように見える手描きの柄で覆われているが、この柄は、×10を繰り返して果てしなく増えていくお金のゼロを意味しているという。ヴィヴィアンはこのデザインを通して、少しのゼロで守れる熱帯雨林の存在と、そうはされずに消えていく何十億ものお金のことを伝えている。

さて、これらの印象的なプリントで覆われた序盤のルックは、柔らかで身体に沿うニット素材がメインのようだ。ニットの柔らかな性質を生かして、ネックをドレープさせたトップスや、シンプルなシルエットのカットソー、袖を独特なカッティングでデザインしたワンピースなどのアイテムとなって登場した。

中盤以降は、アヴァンギャルドな雰囲気はそのままに、ジャケットを用いたよりボリュームのあるコーディネートが提案された。ダブルブレストのジャケットは、非常に大きなラペルとショートの丈感によって型にはまらないスーツスタイルとなり、チュールのボリュームスカートを合わせた黒のジャケットは、大きな襟と、前開きが斜めにずれたデザインによって、唯一無二のスタイルを生み出している。

前衛的な柄とカッティングでデザインされた衣服に、伝統的なイギリスのタータンチェックを挟み込む手法も印象的だった。非常に短いメンズのパンツとなったり、メタリックゴールドのオールインワンに合わせたリュックに配されたりすることで、ブランドのアイデンティティとも言える柄と、型破りなデザインとの融合を垣間見ることができた。
ピックアップ
スターバックス新作メニュー&グッズまとめ【2025年版】限定フラペチーノやフード、タンブラーも
「コンバースのスニーカー特集」メンズ・レディース2025年新作&コラボ、人気のオールスター解説も
「東京都内&関東近郊のおすすめ水族館」週末デートや子連れのおでかけに最適、クラゲやイルカショーも
スケジュール
2025.11.15(土)~2025.12.14(日)
セリーヌ万博特別展示が東京・大阪ブティックへ巡回、トリオンフ型の“梅”付きチャーム販売&アート展示も
2025.11.15(土)~2026.1.12(月)
Perfumeの歴史を“衣装で辿る”展覧会ファイナル、そごう美術館でMV&ツアー衣装を年代別展示
2025.11.15(土)
オム プリッセ イッセイ ミヤケが六本木・東京ミッドタウンに新店、限定ジャケットシリーズも























































































