ジル サンダー(JIL SANDER)は、京都にある4つの伝統工芸工房とコラボレーション。チャームや手ぬぐい、扇子、ハンカチから成る限定コレクションを、2025年8月1日(金)よりジル サンダー ジェイアール京都伊勢丹にて先行発売する。また、9月からはジル サンダー 銀座でも販売する。
京都に拠点を置く「南條工房」、「印染工房スギシタ」、「宮脇賣扇庵」、「染司よしおか」といった4つの工房と、ジル サンダーがコラボレーション。代々受け継がれてきた匠の技と、ジル サンダーの創造性を共鳴させた限定アイテムを展開する。
祇園祭で用いられる打楽器・鉦(かね)や仏具のおりんを手がけてきた、創業200年余りの老舗「南條工房」とのタッグでは、おりんをモチーフにしたチャームを提案する。工房の独自配合により、硬さを増した合金「佐波理(さはり)」を使用したおりんは、澄んだ響と美しい余韻が魅力だ。
ジル サンダーの「タングル」バッグに着想を得た組紐と「佐波理」おりんを組み合わせ、プレイフルなチャームに仕上げた。組紐部分には、相生結び、二重叶結び、おだまきと、それぞれ縁結びや願いを叶える想いを込めた結び目が採用されているのもポイントだ。
「宮脇賣扇庵」も、200年以上にわたり京扇子を手がけてきた老舗。コラボレーションアイテムとして、ジル サンダーのアーカイブから貴重な生地を使用した3種の布扇子を展開する。扇面には、シックなデザインのファブリックを採用。また、繊細な絹糸を1,920本も贅沢に使用した房は、“永久の願い”を表す「淡路結び」で仕上げた。開いた時には優美な曲線を描き、閉じた時にも優雅な佇まいを楽しめる。軽やかな手触りやなめらかな開閉など、使いやすい機能性にも職人技が光る。
家紋や印を巻くやのぼり、半纏、風呂敷などに染めてきた「印染工房スギシタ」とのタッグでは、手ぬぐいが登場。ジル サンダーのアーカイブプリントである「カリフォルニアのサンセット」「アメリカンヴィンテージ」に加え、今回のための特別デザイン「ワイルドフラワー」を精巧に落とし込んだ、色鮮やかな手ぬぐいが揃う。最新のテクノロジーを使用した精密なプリントと、伝統的な後処理の手法を組み合わせることで生まれる、奥行きのある表情に注目だ。
豊かな水に恵まれた、京都・伏見の染織工房「染司よしおか」とタッグを組んだ麻ハンカチも登場。植物の根や葉、花から時間をかけて抽出・発酵させて作った染液による、植物染めのハンカチは、自然がもたらす深い色合いが特徴だ。平安時代の貴族が好んで嗜んだ配色美、「かさねの色目」からインスピレーションを得て、春の桜や秋の落栗など、日本の四季を映すような色調のハンカチを用意。2枚セットで販売される。
【詳細】
ジル サンダー 限定コレクション
発売日/店舗:
・2025年8月1日~/ジル サンダー ジェイアール京都伊勢丹
・2025年9月上旬~/ジル サンダー 銀座
アイテム例:
・南條工房 x ジル サンダー おりんチャーム スモール 35,200円/ミディアム 38,500円
・印染工房スギシタ x ジル サンダー 手ぬぐい3枚組 19,800円
・宮脇賣扇庵 × ジル サンダー 布扇子 ミッドナイト 36,300円/ブルー、ブラウン 39,600円 ※8月下旬~展開
・染司よしおか × ジル サンダー 植物染ハンカチ2枚組 27,500円 ※8月下旬~展開
【問い合わせ先】
ジルサンダージャパン
TEL:0120-998-519