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2014年11月4日(火)、写真家の森山大道が写真集『記録 26号』電子書籍版を全世界で同時発売する。

「池袋愛すべし、池袋あなどり難し」と池袋の街を表現する、森山大道。かつては新宿を撮影することに一辺倒だった森山が、散歩の途中でたまたま撮影した1枚の街角写真から火が点き、10年住み続けている西池袋を撮り始めた。同じ巨大なターミナルステーションでも街の匂いが異なる新宿と池袋。約1年間かけて映し出された、そこにいる人々によって生まれる熱気や、人々から伝わるインパクトからは、森山の視点から見る池袋の街角を感じられる。

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写真誌『記録』は、1972年に自身の写真を見つめ直すために初めて作られたのもの。他者に向けてというよりも、自らに向けた作品集で、気ままにスナップした作品の中から自らが恣意的に選んだ写真を16ページに纏めた私家版であった。しかし1973年に『記録5号』を出版した後休刊となり、34年の時を経て2006年に、『記録6号』を出版。その後はライフワークとして、その時々の気分を体現した作品集として、現在も継続して出版している。

■森山大道
写真家。1938年10月10日、大阪府生まれ。ハイコントラストで粒子の粗い“アレ・ブレ・ボケ”と称される独自のスタイルを確立するなど、既存の写真表現をラディカルに挑発し続け、世界的にも高い評価を得る。「量のない質はない」というポリシーのもと、現在でも膨大な数のストリートスナップを撮り続けている。

【書籍詳細】
記録 26号 電子書籍版
発売日：2014年11月4日(火)
価格：1,600円＋税
発行元：プレクサス(制作：ユーフォニック)
取扱店舗：iBookstore、 Kindle ストア、楽天kobo、イーブックジャパン、ひかりTV 書店、ヤマダイーブック、セブンネットショッピング、東芝ブックプレイス、漫画全巻ドットコム、ニコニコ静画、BOOKWALKER、BookLive!、BookLive forToshiba、Yahoo! ブックストア
協力：Akio Nagasawa Publishing、森山大道写真財団