八芳園(Happo-en)は、東京・白金台にある約1万坪の広大な池泉回遊式日本庭園。約400年前の江戸時代初期、徳川家康の側近であった大久保彦左衛門が屋敷として構えた土地を、大正時代の実業家・久原房之助が購入し、現在の八芳園の基礎となる庭園を造り上げた。戦後になり、のちの創業者である長谷敏司がこの地に「料亭・八芳園」を開業。これが八芳園の始まりとなった。その料亭は現在「壺中庵」と名称を改め、八芳園は大規模な宴会場や挙式会場などを備えた総合施設となっている。
園内では、四季折々の植物を楽しむことができ、冬季には幻想的なライトアップイベントも開催される。