一度は見ておきたいホラー作品を特集。第1弾では、いまだ色褪せない名作ホラー作品をピックアップ。「何から観るべき?」「どう楽しめば良い?」そんなホラー映画初心者もきっと楽しめる“史上最高”のスリラー作品をまとめてお届け。
映画『エクソシスト』は、一大オカルトブームを巻き起こした、ホラー映画の名作中の名作。“悪魔憑き”というジャンルを生み出した象徴的な作品であり、1974年公開のアメリカ映画でありながら、いまだにホラー好きのバイブル的存在で“オカルト映画の最高峰”とも称される。
ストーリーは、悪霊に取り憑かれた少女リーガンと、その少女を必死に救おうとする母親、そして2人の神父をもとに進行。だんだんと不穏な行動を取り始める娘を救うため、あらゆる手を尽くした母親が、最終的にたどり着いたのは「悪魔憑き」。少女リーガンを救うため、命がけで悪魔憑きに挑んだのは、メリン神父とカラス神父だった。
ウィリアム・フリードキン監督は、かなり際どい手法で演技指導を行ったといわれ、母、そして2人の神父の悲嘆にくれる表情、鬼気迫る演技のインパクトから、他の映画では味わえない“究極の恐怖体験”が楽しめると一世を風靡。当時、賞レースの目玉となり、アカデミー賞、ゴールデングローブ賞では多数の賞を受賞した。その後、6作品に渡りシリーズ化され、2023年には新たな続編3部作の公開も予定している。
一方、1980年代アメリカで公開された映画『ロストボーイズ』は、ホラー映画初心者でも気楽に観れるヴァンパイア・コメディ作品。両親の離婚を機に、カリフォルニア州のサンタ・カーラへ引っ越した、マイケル、サム2人の兄弟の物語だ。
一見普通の港町に見えたサンタ・カーラだったが、実は10代のヴァンパイアたちが“町を食い物にしている”危険な町。ある日を境に、吸血鬼集団に仲間入りしてしまったマイケルを救うため、サムは仲間と手を組み、吸血鬼集団の退治を試みる。
10代のヴァンパイアvs10代のヴァンパイアハンターといった、若者仕様のストーリーであり、当時“ティーンアイドル”として人気だったコリー・ハイムが出演していたことから、ティーンエイジャーを中心に話題を呼んだ作品だ。
背筋が凍るような恐怖体験をした後は、名作ホラー映画モチーフのファッションに身を包んで、作品の余韻に存分に浸ってみるのはいかが。VANS(ヴァンズ)の新作コレクション「VANS ホラー」では、映画『エクソシスト』『ロストボーイズ』をモチーフにしたスニーカー、アパレルを発売する。
映画『エクソシスト』をモチーフにしたスニーカー「オールドスクール」には、神父の姿を捉えたポスターアートと、悪魔を解放した像のサイドウォールカットをモノトーンカラーでプリント。ヒールには「THE EXORCIST」のロゴをパープルで刻み、ソールにはチェッカーフラッグでVANSらしさをプラスした。
インソールにも「THE EXORCIST」のロゴをあしらわれているので、足入れするときから“ゾクゾク”した気分が楽しめそうだ。