ビリー・アイリッシュによる映画『007 ノー・タイム・トゥ・ダイ』の主題歌「No Time To Die」がリリース。
2020年1月に開催された「第62回グラミー賞」で、年間最優秀レコード、年間最優秀アルバム、年間最優秀楽曲、最優秀新人賞の主要4部門に加えて合計5部門を受賞したビリー・アイリッシュ。主要4部門の獲得は、39年ぶりの史上2人目、最年少、初の女性という偉業となった。
そんなビリー・アイリッシュが、“007シリーズ”の主題歌を最年少で担当する。彼女が同映画の主題歌を担当することは2020年1月時点ですでに発表されており、第92回アカデミー賞での追悼コーナーでザ・ビートルズ「Yesterday」のカヴァー・パフォーマンスを披露した際には、米TV番組“アクセス・ハリウッド”によるインタビューの中で「主題歌はバラードっぽい感じ」になると語っていた。今回の楽曲「No Time To Die」はまさにその言葉に沿った通りの仕上がりとなっている。
2月12日(水)に、ビリー・アイリッシュは自身のソーシャルメディアを通じて、主題歌「No Time To Die」を日本時間2月14日(金)午前9時に公開することを明かしつつ、映画のロゴと共に同曲からインスト・パートの一部音源を公開した。
また、ビリー・アイリッシュは「ブリット・アワード 2020」にて、最優秀インターナショナル女性ソロ・アーティスト賞を受賞し、レッドカーペットとパフォーマスに姿を現した。そのパフォーマンスにて「No Time To Die」は、初めてステージ披露された。
当日は、バーバリー(BURBERRY)の衣装とティファニー(Tiffany & Co.)のジュエリーを着用。レッドカーペットで着用したケープディテールとチェーン装飾を施したトレンチコート、スウェットシャツ、トラックパンツ、ボンネットバイザー、ネックレス、ソックス、「Arthur」スニーカーは、すべて彼女のためにバーバリーがカスタムメイドしたものだ。
また、ティファニーのアイコン「ティファニー ハードウェア」と、 「ティファニー T」コレクションのジュエリーを手元と首元に輝かせた。
一方、「No Time To Die」のパフォーマンスの際には、バーバリーのクリスタルメッシュのポロシャツとT シャツをレイヤードし、足元にクリスタルを施した「Arthur」スニーカーを合わせ、オールブラックの着こなしで観客の目を引いた。一緒にパフォーマンスをしたフィニアス・オコンネルもバーバリーを着用して壇上に上がった。
“007シリーズ”最新作は、現役を退きジャマイカで穏やかな生活を満喫していたボンドが、旧友フェリックス・ライターに助けを求められたことから、平穏な生活を突如終え、やがて脅威をもたらす最新の技術を保有する黒幕に迫っていく、というもの。
ビリー・アイリッシュによる主題歌以外にも、主演のダニエル・グレイグが今作を最後に、ジェームズ・ボンド役からの卒業を発表していることや、イギリスの人気TVシリーズ「Fleabag フリーバッグ」を手掛けたフィービー・ウォーラー=ブリッジが脚本を共同執筆していることでも大きな話題を呼んでいる。
【詳細】
「No Time To Die」
配信日:2月14日(金)