<豆知識>世界の最先端を走ってきたエドウインの加工技術
エドウインは自社オリジナルジーンズを発売してから間もない1963年にジーンズの硬さや縮み、色落ちといった問題を解決するため、ワンウォッシュ加工を開発。こうして生まれた16オンスのワンウォッシュのジーンズ「BF-359」が、後のスタンダードになっていった。
1975年には、古着の味わいを再現した中古加工ジーンズ「オールドウォッシュ(OLD WASH)」を開発。これは手作業によるシェービング(ひげ)加工を施したもので、中古加工の先駆けとなる。
1980年には、世界で初めて「ストーンウォッシュ」の商品を製品化。同年ドイツのジーンズ見本市に初出展すると評判を呼び、世界20数ヶ国からオーダーを取り付けた。
日本の自社工場で、熟練の職人たちによって作られているエドウインのジーンズ。2019年秋冬シーズンも、バリエーション豊富なラインナップを取り揃える。注目は、エドウインのアイコン「503」と「505」のリニューアルモデルだ。
「503」は、日本人の体型に合わせた最適な股上バランスに再設定し、男女ともに合わせやすいシルエットにアップデート。その他にも、大胆な「503」グラフィックを用いた革パッチなどのディテールや、デニム生地、加工など細部にいたるまでこだわり抜いてデザインを刷新している。
深めの股上とゆとりのあるシルエットが魅力の「505」は、世界的にも有名な広島県福山市のカイハラ社と開発したオリジナルのセルビッチデニムに生地をリニューアルする。