エルメス(HERMÈS)は、メンズ向け機械式時計「スリム ドゥ エルメス ルゥール・アンパシアント」を2017年夏より発売する。
エルメスの時計は、”時間はオブジェのひとつ”という考えのもと生まれている。職人の手仕事によって生み出されてきたウォッチの数々は、実用性・機能性といった時計に求める要素はもちろん、身に着ける者にしかわからない驚きに満ちている。
新作の「スリム ドゥ エルメス ルゥール・アンパシアント」もやはり、このエルメスの哲学に基づき製作された。ポイントとなるのは、待ち遠しい時間を可視化することだ。
時間設定をすると、予定時刻の1時間前から文字盤6時の位置に配された”機械仕掛けの砂時計”が動き出す。わずか厚さ2.2ミリのモジュールの中に収められたこの砂時計が少しずつ針を進め、やがてチャイム音とともに時の到来を知らせる。この音色は、ビロードのように滑らかな余韻を残しつつも、控えめに設定されているため、身につけた者にしか聞こえないような音である。時計とその持ち主だけに訪れる、優雅なひと時となる。
「スリム ドゥ エルメス ルゥール・アンパシアント」を手掛けたのは、エルメスの時計開発部門クリエイティブディレクター、フィリップ・デロタル。製作の根底にあるのは≪待ち遠しい時間≫というコンセプトだ。待ち遠しさをいっそう高めるアラームの仕掛け、チャイム音の振動に共鳴する厚さ1ミリの文字盤、空気の流動性を最大限に高めたケース…と、すべてのディテールにエルメスの哲学を落とし込み、持ち手のパートナーとなる上質な時計を作り出している。
【アイテム詳細】
エルメス「スリム ドゥ エルメス ルゥール・アンパシアント」
発売時期:2017年夏
価格:4,070,000円+税
仕様:
・ケース素材/文字盤色:ピンクゴールド/シルバーカラー
・ストラップ:アリゲーター(ブルー/アヴァンヌ)
エルメス・マニュファクチュール機械式自動巻 H1912 ムーブメント、毎時 28,800振動、パワーリザーブ 約42時間
【問い合わせ先】
エルメスジャポン
TEL:03-3569-3300