ファセッタズム 2016年秋冬メンズコレクション - 東京の今。絶えず変化を続ける街の“レイヤー”
ファセッタズム(FACETASM)の2016-17年秋冬メンズコレクションは、東京という街の“今”にフォーカスし「坂、水、そして光」というテーマを設定。時代と共に移り変わるそれぞれの価値ではなく、今この瞬間に同時に存在し続け、変化し続ける街の“レイヤー”に注目したワードローブを披露した。
全体を通してオーバーシルエットのウェアが多く登場。裾にカッティングを入れ、スニーカーを包み込むように膨らんだパンツや、あらかじめレイヤードを想定したような、大ぶりなライダースジャケットなどナチュラルに豊満なフォルムを展開した。
「ビルの隙間を抜ければ、川があり、折り重なる坂を登れば、木漏れ日が溢れる美しさ」。ブランドがこう表現するように、すぐ近いところで全く違う世界が広がるのが“東京”という街なのだろう。洋服にそれを落とし込むべく、重なりあう美しさがコーディネートで表現されている。
穏やかにウォッシュ加工されたデニムシャツの上には、抽象的な柄のセットアップを着込んでいる。モスグリーンのモヘアソックスでまた別の世界を同居させ、表現の幅をもたらした。
アイテム単体でも、パッチワークのように濃淡の違うテキスタイルを組み合わせて立体感を出した、パンツやジャケットがラインナップ。そのほか、ところどころで見られるオレンジに近い赤のアイテムが、コレクション全体に都会的なストリート感を演出する役割を果たしている。
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スケジュール
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