大宮八幡宮は、「東京のへそ」として知られる東京都杉並区の八幡神社。安産・子育て・厄除開運のご利益で有名。約5ヘクタールの広大な神域を有することから「大宮」と呼ばれる。
前九年の役の際、奥州征伐に向かう源頼義が当地を通りがかった折に吉兆を得たため、乱を鎮めた1063年に、京都の石清水八幡宮を勧請して建てたとされる。頼義の子である義家も、後三年の役の後で若松の苗を境内に一千本植えたと伝えられているが、残念ながら残っていない。
神門の両脇には夫婦和合のシンボルである「夫婦銀杏」が、拝殿の脇にはカヤに犬桜が寄生している「共生(ともいき)の木」が植わっている。