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2013年3月19日(木)、ヴィヴィアン タム(Vivienne Tam)が日本上陸15周年を祝うパーティを開催し、会場では最新の2013-14年秋冬コレクションが披露された。これを記念してデザイナー本人も来日したほか、富永愛やKOuKAなど旬のモデルもランウェイを颯爽と歩き、華やかに会場を彩った。
今季のコレクションは、パンクムーブメントにインスパイア。カラーパレットはレッド、ホワイト、ブラックなど、モンドリアンの作品を連想させるような鮮烈な色彩が特徴だ。素材はレザーやハリのあるウール、シルクのほか、ナイロンのような合成繊維がスポーティな印象をプラスしている。
最も目を引いたのは、漢字を分解したようなグラフィティプリント。中国生まれ香港育ちのヴィヴィアン タムのアイデンティティを感じさせるユニークなデザインだ。そこにモッズコートやチェックといった異なるカルチャーを組み合わせ、凛々しさを秘めた強く美しいフェミニティを完成させた。
