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トム・フォード:Tom Ford
ブランドの始まり
2005年、トム・フォード はドメニコ・デソーレと共にトム・フォード社を設立。またグッチとイヴ・サンローランの元デザイナー。
トム・フォードについて
トム・フォード(Tom Ford)は1962年、アメリカテキサス州オースティンの生まれ。ニューメキシコ州サンタフェで10代を過ごす。ニューヨーク大学で美術史を専攻。俳優を志し、CM出演等も在学中からこなしていた。またスタジオ54やアンディ・ウォーホルのファクトリーに出いりする等、その頃から流行やアートに入り浸っていた。その後編入してパーソンズに入学。1986年までインテリア・アーキテクチャー(建築)を学ぶ。このころからファッション業界で働いていくことを決意しだす。
86年からキャシー・ハードウィックのデザインスタジオに参加。88年からペリー・エリスで働き、デザインディレクターに就任。(同時期にマーク・ジェイコブスがペリーエリスにいた。)
90年にグッチのレディースウェアのデザインスタッフに加わり、女性の既製服のチーフ・デザイナー、および、デザイン・ディレクターを担当。当時、グッチは血族間闘争等の問題で不振に悩んでおりクリエイティブ・ディレクターのドーン・メローが必死で再建している最中であった。
1994年、ドーン・メロウの強い推薦もありクリエイティブ・ディレクターに就任。これはバーレーン拠点のインベストコープ社によって買収されたタイミングでブランドの今後の成長と拡大を担うものだった。
トム・フォードはこれまでのエレガンスなクラシック路線ではなくモードを打ち出す。ホルストン・スタイルのベルベット、細身のサテンのシャツなどを取り入れ、スタイリッシュなコーディネートとゴージャスな素材使いで、イメージを大幅に刷新し、セクシーなイメージを確立した。
その手腕で世界中にグッチ・ブームを再燃させ、93年に2億ドルだった売り上げは、99年には12億ドルまで拡大、ドメニコ・デ・ソーレ(CEO)とともにブランドを救い、世界3位のブランドに育て上げた。
グッチのイヴ・サンローラン買収に伴い、2001年S/Sコレクション以降は、サンローランのプレタポルテ部門であるリヴ・ゴーシュのクリエイティブ・ディレクターも兼任することとなる。
完全な自主性を求めていたデ・ソーレとトム・フォードは、契約の更新をめぐり、親会社の仏ピノー・プランタン・ルドゥート(PPR)と折り合いがつかず、2004年4月付で二人はともに退陣。
2005年、ドメニコ・デソーレと共にトム・フォード社(ブランドとしてのトム・フォード)を設立。クラシカルでよりオートクチュールのような手法でメンズファッションを展開する。ニューヨーク、日本などに店舗を構えている。
2008年、「007/慰めの報酬」からジェームズ・ボンドの着るスーツがトム・フォードによるデザインとなることが決定。ブリオーニから衣装提供を引き継ぐこととなる。また同年、CFDAのメンズデザイナー・オブ・ザ・イヤーに輝く。