ムスクとは、主に香水に使用される成分。中国やインドでは麝香(じゃこう)と呼ばれている。 香りは、しばしば甘く官能的と表現される。また、香りの持続性が高く、香水ではラストノートとして使用されることが多い。 もともとムスクの香りは、シカの一種であるジャコウジカから得られるものだったが、現在では商業目的の取引に制限がかけられている。そのため、市場に出回るほとんどが、合成香料である合成ムスクを使用している。