舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』が東京・TBS赤坂ACTシアターで上演。2024年7月以降も公演が延長され、平方元基・吉沢悠ら新キャストが加わる。7月から10月までの公演チケットは、3月23日(土)より一般発売。
イギリスの作家J.K.ローリングの小説『ハリー・ポッター』シリーズは、今もなお世界中の大人から子供まで、幅広い年齢層に愛される大ベストセラー。その舞台版となる『ハリー・ポッターと呪いの子』は、J.K.ローリング、ジャック・ソーン、ジョン・ティファニーの3人が考案し、ジャック・ソーンが戯曲を書き上げた、『ハリー・ポッター』関連のコンテンツとして初の舞台作品。ミュージカル『ワンス』でトニー賞の最優秀演出家賞に輝いたジョン・ティファニーが演出を手掛けている。
これまでにロンドン、ニューヨーク、サンフランシスコ、メルボルン、ハンブルク、トロントの6都市で開幕し、大ヒットを記録。英国演劇界の最高名誉であるローレンス・オリヴィエ賞、米国演劇界の最高名誉であるトニー賞を含む60以上の演劇賞を世界中で獲得している。2022年夏に開幕した東京公演は、アジアとしては初、世界では7番目の上演となる。
『ハリー・ポッターと呪いの子』で描かれるのは、全7巻の小説のうち最終巻である『ハリー・ポッターと死の秘宝』の19年後。この「ハリー・ポッター 8番目の物語」は『ハリー・ポッターと呪いの子 第一部・第二部』として出版されている。日本初演は、2021年11月にブロードウェイにて誕生した、2部制の前編を第1幕、後編を第2幕とする“新バージョン”で上演する。
そんな舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』がヒットを受けて、2024年7月以降も公演再延長。2023年6⽉から9⽉にかけてはカムバックしたハリー・ポッター役の藤原竜也が2024年5月には2度目のカムバックを果たし、2024年2⽉にはドラコ・マルフォイ役の宮尾俊太郎、2024年3⽉下旬にはマクゴナガル校⻑役の榊原郁恵(※)も再登板する。
さらに、2024年7月以降は追加キャストが仲間入り。平方元基、吉沢悠が新たにハリー・ポッター役に挑む他、ハーマイオニー・グレンジャー役を木村花代と豊田エリー、ロン・ウィーズリー役をひょっこりはんと矢崎広、ドラコ・マルフォイ役を永井大、ジニー・ポッター役を大沢あかねが務めるなど、14名の新キャストが加わる。
また1年目より出演していた尾尻征大は、2024年7月より組み分け帽子役に。マクゴナガル校長は、引き続き榊原郁恵と高橋ひとみの続投が発表された。そのほかチョウヨンホや隼海惺、久道成光、土屋舞ら、上記14名に加え12名のキャストが新たに追加される。
クリエイティブスタッフは、振付&ステージングにスティーヴン・ホゲット、美術にクリスティーン・ジョーンズ、衣装にカトリーナ・リンゼイ、音楽&編曲にイモジェン・ヒープ、照明にニール・オースティン、音響にギャレス・フライ、イリュージョン&マジックにジェイミー・ハリソン、音楽監督&編曲にマーティン・ローが名前を連ねる。