ミラノファッションウィークにてマックス マーラが2011-12年秋冬コレクションを発表した。伝統的な英国のカントリースタイルを都会的に洗練された形で提案した今季、トラディショナルなシェイプや素材が最新テクノロジーによって生まれ変わり、思いがけないコンビネーション創り出している。 カラーパレットはグレーやパウダーホワイト、ブラウン、60年代風イエロー。シルバーやゴールドはアンティークの色合い。
パーカー、ダッフルコート、バイカージャケットはファーのアップリケ、ジッパー、バックルそしてフリンジといったディテールで新鮮な表情を見せている。キルトのビスチェドレス、タータンはメタリックな刺繍で飾られ、アイリッシュセーターもラメでキラキラと輝いている。毛足の長いアルパカのシャギーモヘア、レザー、カシミアも今シーズンのキー素材として登場した。
2011年ウィメン イン フィルム マックスマーラ「フェイス オブ ザ フューチャー」賞を受賞したアメリカ出身の女優ケイティ・ホームズもショーに招待され、会場に華を添えた。今年60周年を迎えるマックス マーラ。世界のトップブランドのひとつとして、今後も新たな展開が期待できそうだ。