神戸市立森林植物園(コウベシリツシンリンショクブツエン)は、神戸市街地から至近の六甲山地の一角に位置する植物園。自然を最大限に活用し、生きた植物本来の姿を樹林として目にすることができる。

園内では、約1,200種の植物を中心に、北アメリカ産樹林区、ヨーロッパ産樹林区、アジア産樹林区、日本産樹林区といった原産地別に植栽展示。

「あじさい園」では、六甲山の幻の花と称されるシチダンカをはじめ、25種350品種、約5万株を収集して植栽。また、国内有数のアジサイの名所として楽しめるほか、「つつじ・しゃくなげ園」ではツクシシャクナゲ、ホソバシャクナゲなど、37種約4千株のシャクナゲやツツジを見ることができる。さらに秋には、ハナノキ、イロハモミジ、ハゼノキ、メタセコイアなど38種約3千本の樹々が織りなす、色とりどりの紅葉を楽しめる。