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ドストエフスキー原作映画『嗤う分身』、主演にジェシー・アイゼンバーグ - 分身に蝕まれる自分

ドストエフスキー原作映画『嗤う分身』、主演にジェシー・アイゼンバーグ - 分身に蝕まれる自分 | 写真

コメディアン・俳優として活躍する一方で、映画監督デビュー作『サブマリン』が高い評価を得たリチャード・アイオアディ。その彼による長編2作目『THE DOUBLE』が、邦題『嗤う分身』(嗤う=わらう)として、2014年11月8日(土)より全国公開される。

ロシアの文豪・ドストエフスキーの「分身(二重人格)」を原作に、容姿は同じだが、全く異なる性格の2人による物語を描いた今作。主演を務めるのは『ソーシャル・ネットワーク』のマーク・ザッカーバーグ役で一躍注目を集めた、ジェシー・アイゼンバーグ。作品では、自身初となる一人二役ながら、"サエない僕"と"イケてる僕”を見事に演じ分けた。一方、孤独をかかえた可憐なヒロインを演じるのは、『アリス・イン・ワンダーランド』のアリス役、ミア・ワシコウスカだ。

ドストエフスキー原作映画『嗤う分身』、主演にジェシー・アイゼンバーグ - 分身に蝕まれる自分 | 写真 ドストエフスキー原作映画『嗤う分身』、主演にジェシー・アイゼンバーグ - 分身に蝕まれる自分 | 写真

物語は、テリー・ギリアムやデヴィッド・リンチを彷彿とさせるような、レトロかつ奇妙なディストピア世界の中で進んでいく。劇中歌として坂本九、ジャッキー吉川&ブルーコメッツらによる60年代昭和歌謡が挿入されるなど、あえてアナログ感やノスタルジーを含ませたような、独特の演出も光る。

存在感が薄く冴えない男が、突然現れたもう一人のずる賢い“自分”に翻弄され、その"存在"自体までも奪い取られて行く。そんな男の人生を、作品ではダークユーモアやロマンスを交えて描き出した。その奇妙な世界の先では、個性とは何か、存在とは何かという根源的な問いが、私たちに投げかけられる。

ドストエフスキー原作映画『嗤う分身』、主演にジェシー・アイゼンバーグ - 分身に蝕まれる自分 | 写真

【作品情報】
『嗤う分身』
原題『THE DOUBLE』
原作:フョードル・ドストエフスキー「分身(二重人格)」
監督・脚本:リチャード・アイオアディ
脚本:アヴィ・コリン
製作総指揮:マイケル・ケイン
出演:ジェシー・アイゼンバーグ、ミア・ワシコウスカ、ウォーレス・ショーン、ヤスミン・ペイジ、ノア・テイラー
2013年/イギリス/93分/カラー
配給・宣伝:エスパース・サロウ
© Channel Four Television Corporation, The British Film Institute, Alcove Double Limited 2013

2014年11月8日(土)、シネマライズほか全国ロードショー。

【問い合わせ先】
エスパース・サロウ
TEL:03-6416-0335

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