ユニクロ(UNIQLO)のTシャツブランド「UT」の2020年春夏コレクションが発表された。
「UT」は、世界中のポップカルチャーアートを独自の目線で編集し、発信するユニクロのTシャツブランド。これまで数多くのアーティストとタッグを組み、ユニークなTシャツを展開してきた「UT」が、2020年春夏シーズンは、世界を魅了するアートから、日本に誇るジャパニーズカルチャー、そしてガールズカルチャーにスポットをあてた。
ユニクロとアナ スイ(ANNA SUI)のコラボレーションが初めて実現。Tシャツだけでなく、ボヘミアンタッチのワンピースやブラウスなども展開する。ファブリックには、アナ スイのアーカイブや2019年コレクションに登場した模様を採用。「UT」では、本コレクションとは異なり、よりデイリーに馴染むよう、優しい色味を用いている。
渡辺直美展のビジュアルや星野源のCD・DVDジャケットのアートワークなど、数多くのビジュアルを手掛けてきたアートディレクターの吉田ユニが、サンリオのキャラクターとコラボレーションする「ハローキティ Tマーケット BY ヨシダユニ」。ハローキティをメインに、マイメロディやパティ&ジミーがポップなグラフィックで登場する。
ウォルト・ディズニー・カンパニーとの「マジック フォー オール(MAGIC FOR ALL)」では、ディズニーのクラシック本から生まれた「UT」だけの特別コレクション「ディズニー・ストーリーズ」に注目。ミッキーマウスやミニーマウスたちが、レトロなタッチで描かれる。
同じニューヨークの時代を生きたキース・ヘリングとジャン=ミシェル・バスキアの合同展開催を記念したコレクションが誕生。キース・ヘリングが、この世を去ったバスキアへの追悼の意を込めて描いた“王冠”モチーフのグラフィックや、両者を象徴するようなアートがTシャツの上にプリントや刺繍で再現される。
「アーバン ウォールズ」では、ストリートアートにフォーカスし、6名のアーティストの作品を採用。アメコミのようなポップを得意とするストリートアーティスト「ディーフェイス(D*Face)」や、ニューヨークを拠点に活躍する日本人アーティスト「レディー・アイコ(LADY AIKO)」らの個性豊かなアートをTシャツにのせた。