![fashionpress[ファッションプレス]](/img/common/logo_0119_1928.svg){kind=logo}
マルニ(MARNI)の2019年リゾートコレクションが発表された。
今シーズンまず目を惹くのは、バルーンシェイプ。レザーのライダースジャケットやビックカラーのコートといったアウターが、ふんわりと丸みを帯びたシルエットで展開される。鮮やかなパターンを施したトップスやスカート、ワンピースもふっくらと膨張したかのようなシェイプに仕上げている。
装飾で印象的なのは、巨大なスパンコール。ジャケットには襟やフロントに、スカートにはプリーツを縁取るようにあしらわれており、存在感を放っている。チェック柄のコートは、きらきらと輝くスパンコールを全体に施し、遊び心たっぷりに仕上げた。
マルニが得意とするグラフィカルなパターンは今季も顕在で、チェック柄や千鳥格子、ストライプ、フラワープリントなどが現れる。特徴的なのは、パターンをカット＆ペーストしたかのようなディテール。千鳥格子のスカートにはイエローとブラウンのラインが、ワンピースには複数のフラワープリントがパッチワークされたかのように配されている。
カラーは優し気なパステルカラーがメイン。ソフトで繊細なニュアンスを纏ったピンクやイエロー、オレンジなどがコレクションを彩る。グラフィカルな花柄コートに採用されたパープル×イエローや、ジャケットとスカートのセットアップに取り入れたピンク×ブルーなど、マルニらしい斬新なカラーコンビネーションも提案されている。
