星のや奈良監獄
平城宮跡(へいじょうきゅうせき)は、奈良県奈良市にある、奈良時代の天皇の住まいや役所が置かれていた宮殿地区の跡。710年に都となった平城京の中心で、世界文化遺産「古都奈良の文化財」の構成要素の1つに数えられる。現在は歴史公園として整備され、広い草地や散策路の先に、発掘調査をもとに原寸大で復原された宮殿や門が姿を見せる。池を囲む庭園を歩いたり、展示施設で出土品や模型を眺めたりと、屋外と館内をめぐりながら当時の都の姿に触れられる。
第一次大極殿(だいいちじだいごくでん)は、天皇の即位式や外国使節との面会などに使われた、平城宮最大の宮殿。復原された建物は高さ約27mで、44本の朱色の柱が並ぶ。内部には、屋根付きの玉座「高御座(たかみくら)」も原寸大で再現され、その大きさや装飾を間近に見られる。
平城宮の正門だった朱雀門(すざくもん)は、高さ約20mの朱塗りの門。かつて門の前では外国使節を迎え、大勢の人が集まって歌をかけあう行事も行われた。南側には、都を南北に貫いた朱雀大路(すざくおおじ)の一部が復原され、広々とした道と門を一緒に眺められる。
東院庭園(とういんていえん)は、宴会や儀式が行われた庭園を、奈良時代後半の姿に復原したもの。複雑に入り組んだ池の岸辺には小石が敷きつめられ、水面には建物に付属する露台が張り出す。対岸へ架かる橋や、石を組んだ小高い丘もあり、池のまわりを歩きながら庭の表情を楽しめる。
平城宮いざない館では、平城宮全体の復原模型や大型映像で往時の姿を見渡せる。遺構(いこう)展示館には、発掘された建物の柱穴や、スギの大木をくりぬいた井戸枠の実物を展示。平城宮跡資料館では、役所の内部を実物大模型で再現した展示のほか、天皇の寝室や書斎、食卓の様子も見られる。