スター・ウォーズ最新作『スターウォーズ／フォースの覚醒(原題：Star Wars: The Force Awakens)』が2015年12月18日(金)、全国の劇場で公開された。

物語は、オリジナル3部作の最終章「エピソード6/ジェダイの帰還」の約30年後を舞台に、“全く新しい愛と戦いの物語”が描かれるという本作。物語の中心となるのは、ストームトルーパーの脱走兵フィンと、砂漠で家族を待つレイ。そして、重要なカギを握るドロイドBB-8、十字型の赤いライトセーバーを操る悪役カイロ・レンなど、話題を集める新キャラクターが多数登場する。

また、ハン・ソロや、ルーク・スカイウォーカー、レイア姫、チューバッカなどのキャラクターも登場。これらのキャラクターをハリソン・フォードやマーク・ハミル、キャリー・フィッシャーなどオリジナルキャストが演じるところも魅力の1つだ。

監督は「M:i:3」「スター・トレック」シリーズのJ・J・エイブラムスが監督を務める。

全米興行収入は9億3670万ドル(※約1029億円)を突破。2009年に『アバター』が記録した7億6050万ドル(※約836億円)を上回り、全米の興行収入歴代1位となった。日本での興行収入は116億円を記録している。

そして、2015年12月10日(木)に六本木でジャパンプレミアを開催。超満員となった会場に監督のJ・J・エイブラムス、フィン役のジョン・ボイエガ、レイ役のデイジー・リドリー、そしてカイロ・レン役のアダム・ドライバーが駆けつけた。1時間以上にわたるファンサービスの後にキャスト陣が登壇。それぞれのキャラクターと見所について語ってくれた。

ジョンは、「フィンは、脱走兵のストームトルーパー。ダークサイドから抜け出そうと苦悩する、重要な役どころなんだ」とコメント。デイジーは、“また日本に戻ってこれて嬉しいです”と流暢な日本語でコメント。さらに「レイはフィンと出会うことで、ものすごい物語が幕を開けることになります」と映画のストーリーについて話してくれた。そしてアダムは、「ジョージ・ルーカスやJ・J・エイブラムス監督からスター・ウォーズが日本映画の影響を強く受けたことを聞いていたし、そんな日本に来られて嬉しい」と語った。

最後に「黒澤明監督は、ジョージ・ルーカスに大きな影響を与えた監督です。黒澤監督は世界を代表する映画監督であるし、私も今回の映画においても彼の作品をいくつも見ましたよ」とエイブラムス自身が日本とスター・ウォーズとのつながりについて言及。「全く新しいストーリーと、私たちが大好きな全く変わらないスター・ウォーズの世界観がある。素晴らしいキャストによる映画をぜひ楽しんでほしい」と日本のファンにメッセージを送った。

ルーカスフィルム共同会長でプロデューサーのキャスリーン・ケネディはそんな本作について「テーマは”家族の物語(サーガ)”であり、家族が世代を経るごとに繰 り広げられる”愛と喪失”のドラマです。これは、今までのエピソードの単なる続編ではありません。シリーズを観たことがない人には、シリーズの始まりの物 語であり、あらゆる人に、「スター・ウォーズ」の新たなる世界を切り開く作品、それが『スター・ウォーズ／フォースの覚醒』です」と語る。

予告編に登場するフィンが主人公となるのか。「私は何者でもないわ」と話す新ヒロイン・レイとは。そしてダース・ベイダーのマスクの前で「私があなたを受け継ぐ」と誓いをたてるカイロ・レンの正体とは。映画を超えた史上空前のエンターテイメントの祭典とも言えるスター・ウォーズ。初日封切りは、全国一斉18時半から公開、ということに決定し、既にカウントダウンが始まっている。

  
 左)Photo Credits Getty Images

なお当日、主演女優のデイジー・リドリーはシャネル(CHANEL)2016年春夏コレクションのアンサンブルを着用した。また「コメット コレクション」 18Kホワイトゴールドとダイヤモンドのイヤリング、そして「プリュム ドゥ シャネル」 18Kホワイトゴールドとダイヤモンドのリングをコーディネート。

また、2015年12月14日(月)に米国・ロサンジェルスで開催されたワールドプレミアでは、クロエ(Chloé)によるビスポークのシルクレースドレスを纏った。伝説的映画シリーズでの彼女の登場を祝し、パリのクロエのアトリエが特別に製作したドレスは、大きく背中の開いたデザインが特徴的だ。手刺繍によるドットのチュールを使用し、繊細なティアードスカートとシャンティレースの身頃から出来ている。

【作品概要】
『スター・ウォーズ／フォースの覚醒』
原題：Star Wars: The Force Awakens
公開日：2015年12月18日(金)
監督：J・J・エイブラムス
キャスト：デイジー・リドリー、ジョン・ボイエガ、アダム・ドライバー、ハリソン・フォード、マーク・ハミル、キャリー・フィッシャー
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