リュック・ベッソンが監督を務めた映画『グラン・ブルー 完全版』が、4K リマスター版として2025年8⽉29⽇(⾦)より順次公開される。

リュック・ベンソンの不朽の名作

映画『グラン・ブルー 完全版』は、1988年にフランス全土で公開され、1,000万人以上の動員を記録した“リュック・ベッソンの原点にして頂点”ともいえる不朽の名作映画。公開当時、特に若者達から絶大な支持を集め、「Grand Bleu Generation」と呼ばれる社会現象を起こした作品としても知られている。

海の奥底、“深淵のブルー”を求めるダイバーの物語

劇中に描かれるのは、⽔⾯下100ｍの世界でフリーダイビングに挑む2人のダイバーの男たちと、海に生きる男たちに魅せられた1人の女の物語。限りなく深く、静けさに包まれた海の奥底に向かって“深淵のブルー”を追い求めるダイバーの生き様を描く。

イルカと対話し海と⼼を通わせるように潜る、孤⾼のダイバー・ジャック役をジャン＝マルク・バール、勝負に燃える情熱的なエンゾ役をジャン・レノが演じた。また、ジャックと惹かれ合うジョアンナ役を、ロザンナ・アークエットが演じている。

主人公の人物像は、“イルカに⼀番近い男”と称された伝説的なダイバーのジャック・マイヨールをモデルにしている。また、物語の根底には、幼少期より海に慣れ親しんで育ったリュック・ベッソン⾃⾝の記憶や体験も反映されている。4K リマスターによってより鮮明になった映像世界で、海の神秘を体感してみて。

映画『グラン・ブルー 完全版 4K』あらすじ

幼い頃に海辺で出会い、潜⽔の腕を競い合ったジャックとエンゾ。⼤⼈になったエンゾは、フリーダイビングの⼤会にジャックを誘う。ふたりは競い合いながらも互いに影響を与え合う。そしてジャックは彼に想いを寄せるジョアンナとの関係に⼾惑いながら、海への憧れと⼈間世界との狭間で揺れ始める。そんな中、ジャックが⼈間の限界に迫るような記録を打ち⽴てるのを見て、負けず嫌いのエンゾはその記録に挑み続けようとする。

【詳細】
映画『グラン・ブルー 完全版 4K』
公開日：2025年8⽉29⽇(⾦) ⾓川シネマ有楽町ほか全国順次公開

■作品情報
監督：リュック・ベッソン
脚本：リュック・ベッソン、ロバート・ガーランド
製作：パトリス・ルドゥー
撮影：カルロ・ヴァリーニ
⾳楽：エリック・セラ
出演：ロザンナ・アークエット、ジャン＝マルク・バール、ジャン・レノ
原題：Le Grand Bleu
字幕: 古⽥由紀⼦
映倫：R15＋
配給：KADOKAWA