フリーマドンナ 2013-14年秋冬コレクション - 自分らしいオシャレを見つけた女の子

フリーマドンナ(fleamadonna)が2013年3月20日(水)、ルームスリンクにて2013-14年秋冬コレクションを発表した。初参加となった今回のコンセプトは、「突然破産した大金持ちの家の一人娘」。祖母や母に譲ってもらったヴィンテージアイテムを、ストリートスタイルとミックスし、自分だけのファッションスタイルで生きる女の子が主役だ。

重めの黒を基調としたドレッシーなルックから、ショーはスタートする。貧乏になった彼女を、外からみた時の暗いイメージがそこにはあった。インナーのシャツにはフランス語で「生意気」「親から譲り受けたもの」と書かれたワッペンが付けられ、貧乏になってしまった彼女への中傷の声がつきまとう。けれど、彼女は決して悲観的になることはない。アンティークのアクセサリーや、母から譲り受けたファーコートに身を包み、自分らしさを見つけていく。

注目のアイテムは、ビニール素材のショートブーツ。足は素足でバッグはビニール袋というイメージを、ビニール素材の靴とバッグでオシャレに表現した。

ソウル発のブランドがランウェイデビューの地を東京に選んだ理由を「地域は考えませんでした。それよりも、フリーマドンナが好きな人がいるところで発表したかった」と語ってくれたデザイナーのジェイ・キム。トレンドと好きなものをミックスし、自分らしいオシャレをするフレッシュな気持ちを感じるコレクションとなった。