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三原聡一郎の展覧会が東京・慶應義塾で - “振動・呼吸・粒子”身の回りの現象を作品化する活動を一望

展覧会「三原聡一郎 レシピ:空気の芸術」が、東京の慶應義塾ミュージアム・コモンズ(KeMCo)にて、2024年6月3日(月)から8月3日(土)まで開催される。

「空気の芸術」とその「レシピ」

三原聡一郎 《  鈴》 2013年
個展「the world filled with blanks, kunstquartier kreuzberg bethanien」より
作家撮影
三原聡一郎 《 鈴》 2013年
個展「the world filled with blanks, kunstquartier kreuzberg bethanien」より
作家撮影

三原聡一郎(みはら そういちろう)は、音、虹、微生物、気流、土や水など、身の回りの物質や現象を「芸術」へと読みかえ、そこに存在する「システム」やゆらぎのプロセスを可視化・可聴化することを試みてきたアーティストだ。フリーカルチャーやオープンソースプラットフォームといった誰もが利用できるメディアテクノロジーの視点を交えつつ、三原は「開かれた系」のあり方をインスタレーションとして示してきた。

三原聡一郎 《8
三原聡一郎 《8'17"》 2020年
第12回恵比寿映像祭「時間を想像する」展示より
撮影:才木暢宏 提供:東京都写真美術館

三原は近年、自身の活動を、「振動」・「呼吸」・「粒子」という3つのカテゴリーから構成される「空気の芸術」と捉え、「レシピ」としてアーカイブ化している。ここでは、自身の作品制作の根幹を記述するとともに、レシピに準ずるかぎり再制作を許可するなど、芸術の実践における循環性や還元性にも思考している。

三原聡一郎 《無主物》 2020年
「日産アートアワード2020」展示より
撮影:木奥惠三
三原聡一郎 《無主物》 2020年
「日産アートアワード2020」展示より
撮影:木奥惠三

展覧会「三原聡一郎 レシピ:空気の芸術」では、新作《粉を挽く》をはじめ、近年の三原の活動を紹介。人々を取り巻く現象や事象にさまざまな視点から迫る「空気の芸術」に加えて、「レシピ」の展示も行う。

展覧会概要

展覧会「三原聡一郎 レシピ:空気の芸術」
会期:2024年6月3日(月)〜8月3日(土)
会場:慶應義塾ミュージアム・コモンズ 展示室
住所:東京都港区三田2-15-45 慶應義塾大学三田キャンパス 東別館
開館時間:11:00〜18:00
休館日:土・日曜日(6月22日(土)、8月3日(土)は開館)、祝日、6月24日(月)、7月29日(月)
入場料:無料

【問い合わせ先】
慶應義塾ミュージアム・コモンズ
TEL:03-5427-2021

Photos(6枚)

三原聡一郎の展覧会が東京・慶應義塾で - “振動・呼吸・粒子”身の回りの現象を作品化する活動を一望|写真1 三原聡一郎の展覧会が東京・慶應義塾で - “振動・呼吸・粒子”身の回りの現象を作品化する活動を一望|写真2 三原聡一郎の展覧会が東京・慶應義塾で - “振動・呼吸・粒子”身の回りの現象を作品化する活動を一望|写真3 三原聡一郎の展覧会が東京・慶應義塾で - “振動・呼吸・粒子”身の回りの現象を作品化する活動を一望|写真4 三原聡一郎の展覧会が東京・慶應義塾で - “振動・呼吸・粒子”身の回りの現象を作品化する活動を一望|写真5 三原聡一郎の展覧会が東京・慶應義塾で - “振動・呼吸・粒子”身の回りの現象を作品化する活動を一望|写真6

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