阿蘇神社は、東京都羽村市にある神社。多摩川沿いの崖の上に建てられ、601年創建と伝わる。平将門が933年に社殿を造営し、将門を討った藤原秀郷が940年に修復したという伝説が残っている。また、徳川家康をはじめとした江戸幕府の歴代将軍が朱印状を発給した。
都指定有形文化財に指定されている現在の本殿は、杮葺きの屋根が正面に長く張り出して庇のようになっている、一間社流造と呼ばれる様式の小ぶりの社殿で、周辺の住民が寄進して1676年に建てられた。
境内にある御神木のスダジイは、樹齢1,000を超えると言われる巨木で、都指定天然記念物となっている。