ジュゼッペ・トルナトーレGiuseppe Tornatore
イタリア/シチリア島出身 1956年5月27日生まれ
映画作品・クレジットMovie Credits
2026
2020
2016
2013
2009
2006
2000
1995
1994
1990
1989
1986
ジュゼッペ・トルナトーレについてAbout Giuseppe Tornatore
写真とドキュメンタリーから劇映画へ
ジュゼッペ・トルナトーレは、1956年、イタリア・シチリア島のバゲリーア生まれ。写真から映像の世界に入り、写真家ミンモ・ピンタクーダに映画の技法を学んだ。1981年からイタリア公共放送RAIで、シチリアの文化や人物を扱うドキュメンタリーを演出。ナポリの犯罪組織カモッラのボスを描いた『Il camorrista』(1986年)で、長編劇映画の監督としてデビューした。
『ニュー・シネマ・パラダイス』で世界へ
2作目の『ニュー・シネマ・パラダイス』(1988年)で世界的に注目を集める。映画監督となった男が故郷へ戻り、少年時代に村の映画館で映写技師と過ごした日々をたどる物語。カンヌ国際映画祭グランプリとアカデミー賞外国語映画賞を受賞した。前作とは大きく異なる題材だったことから、当初はもっと経験を積んでから撮りたいと考えていたという。
シチリアの記憶から、海上の物語やサスペンスまで
故郷のシチリアや、過ぎ去った時間の記憶をたびたび作品に取り入れ、監督と脚本を手掛ける。『マレーナ』(2000年)では戦時下のシチリアの町を描き、『Baarìa』(2009年)には生まれ育ったバゲリーアの方言での呼び名を題名にした。船から一度も降りなかったピアニストの生涯を描く『海の上のピアニスト』(1998年)も代表作のひとつ。『鑑定士と顔のない依頼人』(2013年)では、美術鑑定士を主人公にサスペンスを手掛けている。
エンニオ・モリコーネと30年近く重ねた映画作り
作曲家エンニオ・モリコーネとは、『ニュー・シネマ・パラダイス』から『ある天文学者の恋文』(2016年)まで、30年近くにわたってタッグを組んだ。音楽の構想をつかみきれないときには、モリコーネが鼻歌やピアノでいくつもの案を示し、その中から選ぶこともあった。コマーシャルから大作まで同じ姿勢で向き合うモリコーネとの共同作業を通して、常によりよく作ろうとする姿勢を学んでいる。
2021年には、そのモリコーネを題材にしたドキュメンタリー『Ennio』を監督。11日間にわたり、1日5〜6時間をかけて行った本人へのインタビューに、音楽家や映画監督たちの証言を重ねた。作品はヴェネツィア国際映画祭で披露された。
関連ニュースNews



