マルコム・マクダウェルMalcolm McDowell

イギリス/リーズ出身 1943年6月13日生まれ

映画作品・クレジットMovie Credits

マルコム・マクダウェルについてAbout Malcolm McDowell

舞台を経て『if もしも....』で映画デビュー

マルコム・マクダウェルは、1943年、イギリスのヨークシャー生まれ。ロンドン音楽演劇学校で学び、ロイヤル・シェイクスピア・カンパニーのエキストラから俳優活動を始める。1968年、リンゼイ・アンダーソン監督の『if もしも....』で映画デビュー。全寮制の学校で反乱を起こす生徒ミック・トラヴィスを演じた。

『時計じかけのオレンジ』のアレックス役でブレイク

この演技を見たスタンリー・キューブリックが、『時計じかけのオレンジ』(1971年)の主演に抜擢。暴力にふけり、やがて政府による洗脳治療を受ける若者アレックス・デラージ役でブレイクし、ゴールデングローブ賞主演男優賞にノミネートされた。撮影では、出番が全編にわたるため、冒頭から芝居を大きくしすぎないようキューブリックに提案。「雨に唄えば」を歌う場面は、即興から生まれた。

師アンダーソンと重ねたミック・トラヴィス役

アンダーソンとは『O Lucky Man!』(オー・ラッキー・マン!)(1973年)、『Britannia Hospital』(ブリタニア・ホスピタル)(1982年)でも組み、いずれもミック・トラヴィスという名の主人公を演じている。『O Lucky Man!』は、自身がコーヒーのセールスマンをしていた経験がもとになっており、原案にも名を連ねた。師と仰ぐアンダーソンとの仕事を語った一人芝居は、後にドキュメンタリー『Never Apologize』(ネヴァー・アポロジャイズ)(2007年)に記録されている。

ハリウッドへ進み、悪役でも活躍

1979年の『Time After Time』(タイム・アフター・タイム)では、時間旅行をする作家H・G・ウェルズ役でハリウッドデビュー。同年には『カリギュラ』の題名役も務めた。アメリカに活動の場を移してからも、『Star Trek Generations』(スター・トレック・ジェネレーションズ)(1994年)でカーク船長を死に至らしめる科学者ソランを演じるなど、悪役でも活躍。ロブ・ゾンビ監督の『ハロウィン』(2007年)と続編では、連続殺人鬼を追う精神科医サミュエル・ルーミスに扮した。

アニメやゲームの声、テレビの祖父役まで

声の出演も多く、アニメ「スーパーマン」シリーズのメタロや、ディズニー映画『ボルト』(2008年)のドクター・キャリコを担当。ゲームでは「Fallout 3」(フォールアウト・スリー)のジョン・ヘンリー・エデン大統領、「The Elder Scrolls Online」(ジ・エルダー・スクロールズ・オンライン)のモラグ・バルなどを演じている。テレビでも「ヒーローズ」「メンタリスト」などに出演し、2022年からはカナダのシリーズ「Son of a Critch」(サン・オブ・ア・クリッチ)で主人公の祖父役を務める。

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