アニメーション映画『王立宇宙軍 オネアミスの翼』4Kリマスター版が、2022年10月28日(金)より新宿バルト9ほか全国の映画館で劇場公開される。

『王立宇宙軍 オネアミスの翼』4Kリマスター版が劇場公開

1987年3月14日に劇場公開、2022年で35周年を迎えた『王立宇宙軍 オネアミスの翼』。山賀博之や庵野秀明、貞本義行、樋口真嗣ら若き才能が集結した創作集団「ガイナックス」とバンダイがタッグを組んで制作した、両者にとって初となる長編アニメーション映画だ。

のちに「トップをねらえ!」「ふしぎの海のナディア」「新世紀エヴァンゲリオン」シリーズなど多くの名作アニメーションに携わるトップクリエイターたちが参加した本作は、全てゼロから作り上げられた膨大且つ緻密な世界観と、その世界に命を吹き込む高い作画技術で知られる作品。庵野秀明が手掛けたロケット打ち上げシーンは特に有名で、現在は監督として広く知られる庵野の、アニメーターとしての真骨頂を見ることが出来る。

公開35周年を記念して実現した今回の劇場上映にあたって、本編を4Kリマスター化。本作で監督を務めた山賀博之による監修のもと、35mmマスターポジフィルムからの4Kスキャン&4Kリマスター化を実施し、オリジナルのフィルムが持つ情報を鮮やかに再現するという。

＜ストーリー＞

シロツグ・ラーダット。彼は戦わない軍隊、「王立宇宙軍」の兵士。

この30年の歴史を誇る宇宙軍も政府には見放され、今じゃ人間どころか人工衛星すら満足にあげられない。いつの間にやら、宇宙への夢も遠ざかり訓練もさぼり放題のシロツグ。そんなある日、街で神の教えを説くふしぎな少女リイクニに出会ったことでシロツグの運命は変わってしまった。シロツグは仲間の兵士の反対にもめげず宇宙パイロットに志願してしまったのである。

かくして「王立宇宙軍」の威信と名誉挽回の宇宙飛行計画が開始された...。

上映情報

『王立宇宙軍 オネアミスの翼』4Kリマスター版
劇場公開日：2022年10月28日(金)
上映劇場：
[東京]新宿バルト9/グランドシネマサンシャイン池袋
[神奈川]横浜ブルク13
[新潟]T・ジョイ新潟万代
[大阪]梅田ブルク 7
[京都]T・ジョイ京都
[広島]広島バルト11
[福岡]T・ジョイ博多
※上映劇場は2022年6月16日(木)現在の情報。
■スタッフ
エグゼクティブ・プロデューサー：山科 誠/企画：岡田斗司夫、渡辺 繁/プロデューサー：末吉博彦、井上博明/ 原案・脚本・監督：山賀博之/ キャラクターデザイン・作画監督：貞本義行/ 作画監督：庵野秀明、飯田史雄、森山雄治/助監督：赤井孝美、樋口真嗣、増尾昭一/ 美術監督：小倉宏昌/撮影監督：諫川 弘/音響監督：田代敦巳/音楽監督：坂本龍一/制作：GAINAX
■キャスト
シロツグ・ラーダット：森本レオ/リイクニ・ノンデライコ：弥生みつき/マナ：村田 彩/マティ：曽我部和恭/ カロック：平野正人/ドムロット：鈴置洋孝/ダリガン：伊沢 弘/チャリチャンミ：戸谷公次/ネッカラウト：安原義人/ ヤナラン：島田 敏/マジャホ：安西正弘/将軍：内田 稔/指導官：飯塚昭三/グノォム博士：大塚周夫/ アナウンサー：徳光和夫

©BANDAI VISUAL/GAINAX