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企画展「忘れられた江戸絵画史の本流」静岡県立美術館で - 江戸狩野派の画家総勢80人を一挙紹介

企画展「忘れられた江戸絵画史の本流─江戸狩野派の250年」が、静岡県立美術館にて、2021年5月22日(土)から6月27日(日)まで開催される。

江戸狩野派の奥絵師・表絵師を総覧

狩野寛静良信「孔雀牡丹図」日照軒コレクション
狩野寛静良信《孔雀牡丹図》日照軒コレクション

近年、江戸絵画が人気を集めるなか、画壇の中心にあった江戸狩野派は、狩野探幽などのもっとも活躍した数人の画家のほかはほとんど知られていない。しかし実際、巨大な組織を形成していた江戸狩野派は将軍家や大名から注文を受けており、主要な画家だけでも100人以上が活躍していた。

企画展「忘れられた江戸絵画史の本流─江戸狩野派の250年」では、江戸初期から幕末までにかけての江戸狩野派作品を展示。江戸狩野派の基本的なスタイルを築いた奥絵師のみならず、民間画壇に接触し、江戸狩野派の画風に多様性をもたらした表絵師にも着目し、江戸狩野派の幅広い展開を紹介する。

江戸狩野派の作品を時系列で紹介

狩野中信「鷹狩図」日照軒コレクション
狩野中信《鷹狩図》日照軒コレクション

江戸狩野派は、江戸城にアトリエを持つ奥絵師4家を頂点に、それを支えた表絵師12家が中核となって活動した。各家の当主だけでも、江戸時代には約140人にのぼる。本展では、上に紹介した狩野中信や狩野寛静良信など、総勢80人の画家の作品を時系列で紹介し、その変遷をたどる。とりわけ、表絵師の画家を系統的に紹介することは、日本初の試みとなる。

知られざる魅力を探る

狩野洞白陳信「山水図屏風」(右隻)日照軒コレクション
狩野洞白陳信《山水図屏風」(右隻)日照軒コレクション

本展では、1,500点を超える江戸狩野派コレクターの所蔵品から精選した作品111点を展示。そのほとんどは初公開となる。幕末から明治にかけて活躍した河鍋暁斎の師である狩野洞白陳信や前村洞和の作品も展示するなど、知られざる作品に光をあて、江戸狩野派の魅力を探る。

展覧会概要

企画展「忘れられた江戸絵画史の本流─江戸狩野派の250年」
会期:2021年5月22日(土)〜6月27日(日)
会場:静岡県立美術館
住所:静岡県静岡市駿河区谷田 53-2
開館時間:10:00〜17:00(入館は閉館30分前まで)
休館日:月曜日(祝日の場合はその翌日)
観覧料:一般 1,200円(1,000円)、70歳以上 600円(500円)、大学生以下 無料
※( )内は前売および団体料金
※身体障害者手帳などの所持者と介護者1名は無料

【問い合わせ先】
静岡県立美術館
TEL:054-263-5755

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