長崎県美術館は、「デザインあ展 in NAGASAKI」の開催を全日程で中止。既に販売済みの前売り券に関しては払い戻しを行う。

「デザインあ展 in NAGASAKI」は、当初2020年4月11日(土)から6月14日(日)まで開催する予定だった。

「あ！」という発見に出会う、みて、体験する展覧会「デザインあ展」

「デザインあ展 in NAGASAKI」は、子どもたちのデザイン的な思考をはぐくむ NHK・E テレの人気番組「デザインあ」のコンセプトを、実際の体験に発展させた企画展。番組で伝え続けてきた、身のまわりに意識を向け、どのような問題があるかを探り出し、よりよい状況を生み出すという、“みる”“考える”“つくる”といった一連の思考力と感性＝「デザインマインド」を、みて、体験することができる。

私たちの日常や身のまわりには数多くのデザインがあること、そして意識しないと気付かないデザインの力、デザイン的なものの考え方を、楽しみながら身近に感じられる本展では、きっと「あ！」という発見があるはずだ。

モノやコト、概念といったテーマを掘り下げる

展覧会は大きく3つのセクションで構成される。これらを通して、モノやコト、概念といったテーマを掘り下げていく。

観察のへや

「観察のへや」では、「お弁当」「マーク」「容器」「からだ」「なまえ」といった身近な5つのテーマを取りあげて紹介する。例えば、「お弁当」をテーマにした展示では、巨大お弁当のごはんの中央から自らの頭を出して梅干しの気持ちになれたり、トイレのマークを抽象的なものから具体的な人物像へと変化させたり。それぞれのテーマが、デザインによってどのように私たちとつながっているのか。ユニークな体験型作品を通して“みて”“考えて”“つくって”デザインを楽しめる。

体感のへや

ダイナミックな映像と音に360゜囲まれて、からだ全体でデザインを感じる「体感のへや」。番組オリジナルソング「『あ』のテーマ」「森羅万象」から、「解散！」「ガマンぎりぎりライン」といった人気コーナーまで、展示室の四方の壁面いっぱいの映像が来場者を包み込む。

概念のへや

「概念のへや」では、「空間」「時間」「しくみ」の3つのテーマをピックアップし、場や時の流れ、人の動きを、デザインを通してどのように感じているのかについて考える。体験型作品など、「デザインあ展」ならではの展示を通してデザインのはたらきを模索する。

【開催概要】
デザインあ展 in NAGASAKI〈開催中止〉
会場：長崎県美術館 企画展示室
※全日程での開催を中止。当初2020年4月11日(土)～6月14日(日)の期間にて開催予定だった。
※展覧会関連イベントも開催中止。
※ 既に販売済みの前売り件は払い戻し。

■払い戻し詳細
払い戻し期間：2020年3月25日(水)～6月14日(日)
対象チケット：前売り券(大人(大学生以上)、小中高生)、早割り大人ペア券、早割り親子ペア券
払い戻し場所：前売り券を購入したプレイガイドにて対応。
・ローソンチケット：ローソン、ミニストップ店舗
・長崎県内各プレイガイド：長崎県美術館、S 東美、紀伊國屋書店長崎店(ゆめタウン夢彩都内)、くさの書店西友道の尾店、 くさの書店チトセピア店、浜屋プレイガイド[3/31 まで。4/1～6/14 は長崎バス商事(長崎市新地町2-10)]、長崎新聞社佐世保支社、ララ・サービス
※払い戻し期間外の対応不可。
※チケットを紛失した場合、本券と半券が切り離されている場合は払い戻し不可。