映画『左利きの少女』左利きは悪魔の手?多世代家族の驚きと感動に満ちた物語、ショーン・ベイカー参加
映画『左利きの少女』が、2026年8月14日(金)より全国公開される。
左利きは悪魔の手?多世代家族の驚きと感動に満ちた物語
映画『左利きの少女』の舞台は、色鮮やかな屋台と人々の熱気に包まれた台北の夜市。台北に実在する「通化街夜市(臨江街観光夜市)」だ。生活を立て直すため田舎町から戻ってきたシングルマザーと2人の娘が、それぞれに問題や秘密を抱えながら、新たな暮らしを始める。
物語は、5歳のイージンが昔気質の祖父から、利き手である左手を“悪魔の手”と叱られることから動き出す。「悪いのは自分ではなく、この手なのだ」と思い込んだ少女のまなざしを通して、古いしきたりや世代間の隔たり、女性たちが背負ってきた生きづらさを映し出していく。
『左利きの少女』登場人物
イージン…ニーナ・イエ
左利きの5歳の少女。母と姉とともに台北へ移り、新しい生活に胸を躍らせる。祖父から左手を“悪魔の手”とそしられたことで罪悪感を抱き、自分の左手を恐れるようになる。幼い好奇心のまま夜市を歩き回る一方、家族の言い争いや隠された事情を敏感に感じ取っていく。
イーアン…マー・シーユエン
イージンの姉で、思春期を迎えた女の子。母のシューフェンと衝突しながら、家族には打ち明けられない思いを抱えている。幼い妹と台北の街を歩き、時に寄り添いながらも、自分自身の人生を模索していく。
シューフェン…ジャネル・ツァイ
借金を抱えるシングルマザー。娘2人を連れて台北へ戻り、夜市で麺屋台を開いて生活を立て直そうとする。仕事と子育てに追われながら、イーアンとのすれ違いや、家族が長く抱えてきた問題に向き合うことになる。
ショーン・ベイカーの盟友、ツォウ・シーチン監督が単独デビュー
共同脚本・編集・製作を担当するのは、『ANORA アノーラ』でアカデミー賞5部門を受賞したショーン・ベイカー。
監督を務めるのは、『フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法』『レッド・ロケット』などで長年ベイカー作品を支えてきた台湾出身のツォウ・シーチン。
『左利きの少女』で満を持して単独監督デビューを果たし、第20回ローマ国際映画祭最高賞、第26回東京フィルメックス観客賞など、国内外で高い評価を獲得している。監督自身も、幼い頃祖父から右手を使うよう勧められた経験を持ち、その実体験をもとに、古い価値観や世代間のギャップ、家族の絆を描きながら、自分らしさを肯定するメッセージを込めた。
実在する台北の夜市を全編iPhoneで撮影
全編をiPhone 13 Pro Maxで撮影し、きらびやかな屋台の光や行き交う人々の息づかいを、街の中へ入り込むような臨場感で映し出している。製作・編集を務めたショーン・ベイカーも、『タンジェリン』もiPhoneで撮影しており、その手法が『左利きの少女』にも受け継がれた。
『左利きの少女』あらすじ
借金を背負うシングルマザーのシューフェンは、5歳の娘イージンと、その姉イーアンを連れて田舎町から台北へ戻ってくる。シューフェンは夜市に麺屋台を開き、母娘3人で生活を立て直そうと奮闘する。
ある日、イージンは祖父から、利き手である左手を“悪魔の手”と叱られる。その言葉を信じたイージンは左手に罪悪感を抱き、「悪いのはこの手だ」と思い込んでいく。
やがて、少女の無邪気な行動をきっかけに、母や姉をはじめ、家族それぞれが胸の奥に隠していた《罪》が浮かび上がる。母娘3人は、互いに言えずにいた思いと、家族を縛ってきた価値観に向き合っていく。
【作品詳細】
映画『左利きの少女』
公開日:2026年8月14日(金)
監督:ツォウ・シーチン
脚本:ツォウ・シーチン、ショーン・ベイカー
製作/編集:ショーン・ベイカー
出演:ニーナ・イエ、マー・シーユエン、ジャネル・ツァイ
英題:LEFT-HANDED GIRL
配給:スターキャットアルバトロス・フィルム
スケジュール

















