映画『イミディエイト ファミリー』米西海岸サウンドの裏側を描く音楽ドキュメンタリー
ドキュメンタリー映画『イミディエイト ファミリー』が、2026年6月19日(金)に公開される。
米ウエストコースト・サウンドを支えた4人に光を当てる
『イミディエイト ファミリー』は、ジェイムス・テイラーやキャロル・キング、リンダ・ロンシュタット、ジャクソン・ブラウンらのレコーディングやツアーを支えたセッション・ミュージシャンたちを描くドキュメンタリー。
スポットライトを浴びるシンガーソングライターの背後で、楽曲の響きやグルーヴを形にしてきた演奏家たちの姿を、ミュージシャンや関係者の証言を交えて立体的に映し出す。
中心となるのは、ダニー・コーチマー、ワディ・ワクテル、リーランド・スクラー、ラス・カンケルの4人。ジェイムス・テイラーが命名した「ザ・イミディエイト・ファミリー」の前身バンド「ザ・セクション(THE SECTION)」の活動や、1970年代のレコーディング現場、コンサートでの演奏風景を通して、彼らがどのように名曲の土台を作っていったのかを追っていく。
名盤の手触りを生んだ“裏方”の創造性
『イミディエイト ファミリー』が描くのは、単に有名アーティストを支えた伴奏者たちの記録ではない。針を落とした瞬間に伝わるアコースティックの響き、骨太なギターリフ、歌を前に押し出すリズムの心地よさ。その多くが、フロントマンの背後にいた彼らの判断と呼吸によって生まれていたのだ。
1970年代のアメリカ西海岸では、シンガーソングライター文化が広がり、楽曲ごとに繊細なアンサンブルが求められた。4人は職人的な演奏力だけでなく、曲をどう生かすかを考える創造性で応えた存在でもある。洋楽ファンはもちろん、日本のポップスやシティ・ポップにつながる源流を知ることができるかもしれない。
また、彼らの音楽をめぐって、さまざまなミュージシャンや関係者の証言が登場。スターの名義で残された名曲を、演奏の現場から見直していく構成となっている。
あらすじ『イミディエイト ファミリー』
ジェイムス・テイラー、キャロル・キング、リンダ・ロンシュタット、ジャクソン・ブラウン。時代を超えて聴かれてきた彼らの楽曲の背後には、レコーディングやツアーの現場で音を組み立てたセッション・ミュージシャンたちがいた。
映画は、ダニー・コーチマー、ワディ・ワクテル、リーランド・スクラー、ラス・カンケルの4人を軸に、ウエストコースト・サウンドが生まれた現場へ向かう。1972年頃の「THE SECTION」の写真、1977年8月から9月頃のジャクソン・ブラウンの名盤「孤独なランナー」のレコーディング風景、1974年頃のリンダ・ロンシュタットのコンサートでのサポート演奏などを通して、名曲がどのように肉付けされていったのかが浮かび上がる。
作品詳細
『イミディエイト ファミリー』
原題:Immediate Family
公開日:2026年6月19日(金) TOHOシネマズシャンテほか全国順次公開
監督:デニー・テデスコ
字幕監修:朝日順子
上映時間:100分
配給:サンタバーバラ・ピクチャーズ
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