展覧会「スウェーデン・テキスタイル」名古屋市美術館で、カラフルな北欧の布地に着目

展覧会「スウェーデン・テキスタイル 暮らしと自然に息づく北欧デザイン」が、愛知・名古屋市美術館で2026年7月11日(土)から9月6日(日)まで開催される。

北欧の暮らしを彩る「スウェーデン・テキスタイル展」

アンナ=レーナ・エムデーン 《カエルの王子さま》[部分] 1970年 サラ・アクステイリウス氏蔵
アンナ=レーナ・エムデーン 《カエルの王子さま》[部分] 1970年
サラ・アクステイリウス氏蔵

北欧デザインは、食器や家具、照明などを通じて日本でも身近な存在になっている。本展が焦点を当てるのは、そのなかでもこれまで日本で紹介される機会が少なかった、スウェーデンのテキスタイルデザインだ。

冬が長い北欧の国々では、室内を彩るテキスタイルが、暮らしを豊かにする身近な存在として親しまれてきた。なかでもスウェーデンのテキスタイルは、植物や動物など自然から着想を得た親しみやすいモチーフや、ポップでカラフルな色使いが特徴だ。本展では、テキスタイルと関連資料など約250点を通して、デザインの歴史と変化、デザイナーが作品に込めた物語をたどる。

スウェーデンを代表するデザイナーの作品が集結

アンナ=レーナ・エムデーン《夏休み》サラ・アクステイリウス氏蔵
アンナ=レーナ・エムデーン《夏休み》サラ・アクステイリウス氏蔵

会場では、スウェーデンのヴィンテージテキスタイルを収集するサラ・アクステイリウスのコレクションを中心に、20世紀半ば以降のテキスタイルデザインを紹介。

中でも、ベックマン・デザインスクールの創設者の1人で、ファッションイラストや舞台衣装も手がけたイェータ・トレーゴードや、幾何学的でリズミカルなデザインを得意としたスヴェン・フリステットら、スウェーデンを代表するデザイナーにフォーカス。トレーゴード《夏の風》、フリステット《ルーティーン》などを通して、それぞれの作風に触れることができる。

”草花や動物”のモチーフ

アンナ=レーナ・エムデーン 《青い鳥》 1978年 ノルディスカ・ティーゲル提供
アンナ=レーナ・エムデーン 《青い鳥》 1978年
ノルディスカ・ティーゲル提供

スウェーデンのテキスタイルで目を引くのは、自然や物語を身近に感じさせるモチーフと、ポップでカラフルな色使いだ。国土の大半が森林に覆われ、多くの湖や島々をもつスウェーデンでは、室内にいても自然を感じられるようなデザインが育まれてきた。会場では、草花や果物、動物、幾何学、神話や物語にまつわるモチーフに着目。ヴァンニャ・ジャナイエフ《森の果実》、アンナ=レーナ・エムデーン《カエルの王子さま》なども展示される。

部屋を彩り、身にまとうテキスタイル

また、テキスタイルが暮らしの中でどのように親しまれてきたかにも目を向ける。ワンピースやスカートなど身にまとうものも取り上げ、日常のさまざまな場面に息づくテキスタイルの魅力に迫る。

【詳細】
「スウェーデン・テキスタイル 暮らしと自然に息づく北欧デザイン」
会期:2026年7月11日(土)~9月6日(日)
休館日:月曜日(7月20日(月・祝)は開館)、7月21日(火)
開館時間:9:30~17:00、金曜日は20:00まで
※いずれも入場は閉館の30分前まで
会場:名古屋市美術館 企画展示室1・2
住所:愛知県名古屋市中区栄2-17-25
観覧料:一般 1,900円、高大生 1,000円、中学生以下無料
※通常前売・20名以上の団体料金は一般 1,700円、高大生 800円

【問い合わせ先】
名古屋市美術館
TEL:052-212-0001

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