ヴィクトリア朝絵画・フランス印象派の展覧会「風そよぐ情景」松岡美術館で、モネなど約35点
松岡美術館で、企画展「風そよぐ情景 ヴィクトリア朝絵画・フランス印象派」が、2026年6月16日(火)から10月12日(月・祝)まで開催される。
19世紀のイギリスとフランス絵画を紹介
「風そよぐ情景 ヴィクトリア朝絵画・フランス印象派」は、松岡美術館が所蔵する19世紀のイギリス・フランス絵画に焦点を当てる展覧会だ。神話や歴史を知らないと分かりにくい作品ではなく、美しい風景や女性像など、見たままの印象から楽しめる絵画を中心に紹介する。
ヴィクトリア朝時代とは、ヴィクトリア女王の治世(1837年から1901年)にあたるイギリスの時代のこと。イギリスが大きく繁栄し、美術活動も活発になった時代だ。産業革命によって工業化が進む一方で、絵画の世界では自然や人々の姿が細やかに描かれた。
展示期間:8月18日(火)~10月12日(月・祝)
一方、1800年代後半のフランスでは、日常の風景や人々を、光や空気の変化とともに捉えた印象派が登場する。
本展では、細やかに自然を描いたイギリス絵画と、光のゆらぎを写したフランス印象派の作品を、館蔵作品約35点から紹介する。
都市化が進む英国社会で親しまれた、のどかな風景画
イギリス絵画では、森や川辺を描いたのどかな風景画が並ぶ。工業化・都市化が進む社会の中で、自然の景色は人々に懐かしさを感じさせるものとして親しまれた。会場では、ベンジャミン・ウィリアムズ・リーダー《北ウェールズの穏やかな午後》や、ラモーナ・バーチ《ペンザンスの西の谷》をはじめ、チャールズ・エドワード・ペルジーニの女性像などを紹介する。
モネや彼の才能を見出したブーダンなど印象派絵画
フランス印象派の流れも見どころだ。ウジェーヌ・ブーダンは、若きクロード・モネに油彩画を学ぶことや、屋外で風景を描くことをすすめた人物。モネは風景画の魅力に目を向け、のちに仲間たちとグループ展を開き、印象派と呼ばれるようになった。本展では、ブーダン《海、水先案内人》、モネ《サン=タドレスの断崖》に加え、ピサロやギヨマン、シスレー《麦畑から見たモレ》などを展示する。
【展覧会概要】
企画展「風そよぐ情景 ヴィクトリア朝絵画・フランス印象派」
会期:2026年6月16日(火)~2026年10月12日(月・祝)
場所:松岡美術館
住所:東京都港区白金台5-12-6
開館時間:10:00~17:00(入館は16:30まで)
休館日:毎週月曜日(祝日の場合は翌平日)
観覧料:一般 1,400円、25歳以下 700円、高校生以下 無料
※障がい者手帳を持つ人と介助者1名まで上記料金の半額。
※すべての展示室を観覧可能。
※25歳以下、障がい者手帳を持つ人は証明書の提示が必要。
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