展覧会「韓国美術の玉手箱」東京国立博物館で、高麗の仏教美術や朝鮮王朝の宮廷絵画・服飾が集結
展覧会「韓国美術の玉手箱—国立中央博物館の所蔵品をむかえて—」が、2026年2月10日(火)から4月5日(日)まで、東京国立博物館にて開催される。
高麗と朝鮮王朝、2つの時代の「韓国美術」にフォーカス
展覧会「韓国美術の玉手箱—国立中央博物館の所蔵品をむかえて—」は、上野の東京国立博物館と、ソウルにある韓国国立中央博物館が共同で開催する韓国美術の展覧会。互いに20年以上にわたって交流を重ねてきた両館が誇る、韓国美術の珠玉のコレクション計33件を紹介する。
会場は大きく2章に分かれており、高麗時代の仏教美術や金銀器・青磁などを紹介する「高麗ー美と信仰」と、華麗な朝鮮王朝の宮廷絵画や服飾品が揃う「朝鮮王朝の宮廷文化」で構成。異なる2つの時代の美術作品を一度に目にすることができるようになっている。
そのうち、17件の作品は韓国国立中央博物館から来日した名品。15件の日本初公開作品を含む至宝を鑑賞できる貴重な機会となる。
高麗の時代背景を映す仏教美術、貴族趣味の華やかな青磁も
高麗王朝は、外勢や内乱など、国が不安定な状況にさらされる中でも仏教を国の理念として掲げた時代。仏像や仏画、経典からは国の安泰や救済を願う当時の厳粛な祈りを見て取ることができる。また、伝統文化を基盤にしつつ、周辺諸国の技術や様式を柔軟に取り入れることで独自の発展を遂げた金銀器や青磁も登場。貴族たちの趣味を反映した、きらめく青磁の壺《青磁象嵌山水人物文扁壺(せいじぞうがんさんすいじんぶつもんへんこ)》などを目にすることができる。
儒教思想を反映した朝鮮王朝の絵画、当時の服飾も紹介
日本初公開の《華城園幸図屛風(かじょうえんこうず)》をはじめ、朝鮮王朝の宮廷文化を伝える絵画に見られるのは、王の威厳や秩序の美、そして両親と老人を尊重する儒教道徳。儒教思想を統治の基盤としていた、礼節と品格を重んじる朝鮮時代の価値観が表れている。また、宮中女性の礼服や朝鮮時代の官僚が身に着けていた官服など、服飾品も紹介。当時の宮廷人の、気品あふれる装いを間近に感じることができそうだ。
【詳細】
「韓国美術の玉手箱—国立中央博物館の所蔵品をむかえて—」
会期:2026年2月10日(火)~4月5日(日)
会場:東京国立博物館 本館特別1室・特別2室
住所:東京都台東区上野公園13-9
開館時間:9:30~17:00(入館は閉館30分前まで)
※金曜・土曜、2月22日(日)は20:00まで開館
休館日:月曜日(ただし2月23日、3月30日は開館)、2月24日(火)
■チケット情報
※本展は東博コレクション展観覧料で観覧可能
料金:一般 1,000円、大学生 500円
※高校生以下および満18歳未満、満70歳以上、障がい者とその介護者各1名は無料
【問い合わせ先】
TEL:050-5541-8600(ハローダイヤル)
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