アン ドゥムルメステール 2026年春夏コレクション - スポーツとロマンティシズムの交差
アン ドゥムルメステール(ANN DEMEULEMEESTER)の2026年春夏コレクションが、2025年10月4日(土)、フランス・パリで発表された。
スポーツとロマンティシズムの融合
「The Solitary One(孤独な人)」と名付けられたこのコレクションは、クリエイティブ・ディレクター、ステファノ・ガリーチが愛する2つのものにインスパイアされている。ひとつは、幼少期に熱中していたバスケットボール。もうひとつは、イギリスの小説家ジェーン・オースティンの「高慢と偏見」やバンド「ドアーズ」のマネージャーだったダニー・シュガーマンの自伝「ワンダーランド・アベニュー」に見られるような、文学上のヒーローたちだ。
コレクションでは、アン ドゥムルメステールらしい“ダークロマンティック”なテイストを漂わせつつ、アスレチックのコードと古典的なロマンティシズムを融合。シルクのバスケットボールジャージやスポーツショーツ、サイドライン入りのデニムといったスポーティなアイテムに、貴族的なエンパイアラインのドレスやナポレオンジャケット、ヴィクトリア朝時代を思わせるフロックコートを組み合わせ、新鮮なコントラストを生み出した。
詩的な雰囲気を演出するレースやチュール
肌を透かす素材使いやフェミニンなディテールが、コレクションの詩的なムードを加速させている。クロシェ編みのトップスやスカートにはふわふわと風に舞うフェザーをあしらい、ボレロにはたっぷりとチュールを走らせて。小花柄のスリップドレスや、大胆にスリットの入ったレーススカートは、ランジェリーのような繊細さを演出する。
ロックの精神を呼び起こすレザーピース
一方で、経年変化で色褪せたようなレザージャケットやロングコート、バンドTを思わせるミニTシャツなど、ガリーチのルーツであるロックの反骨精神を感じさせるピースも。使い古したような風合いのピンクのブロケードパンツや大ぶりのシルバーアクセサリーとのコンビネーションで、ヴィンテージライクなスタイリングに仕上げられた。
宮廷と田舎の両方を思わせるアクセサリー
アクセサリーは、宮廷と田舎の両方を彷彿とさせるものをセレクト。花のモチーフを配したヘッドバンド、羽飾り、ヴィンテージソックス、ほどけたレースといった装飾で、コレクションを優雅に彩っている。
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