三重県津市の里山庭園「レッドヒル ヒーサーの森」では、「藤のガーデン」エリアを期間限定で一般公開。2025年4月11日(金)から、開花の終わる5月上旬ごろまで公開される予定だ。

「藤のガーデン」エリア、藤の見頃に一般公開

「レッドヒル ヒーサーの森」は、約70,000平方メートルもの広さを誇る里山庭園。四季を通して自然と触れ合うことができるお出かけスポットだ。春に見頃を迎える藤の花の開花時期に合わせ、園内の「藤のガーデン」エリアを期間限定公開。見頃のピークは4月19日(土)以降、4月末にかけて迎える見込みとなっており、ピンクや白、紫の藤の花々が園内を華やかに彩る。

富士山麓から移植した藤の大木

約5,000平方メートルほどの「藤のガーデン」エリアには、多彩な13種類の藤が約80本植栽されている。中でも目を引くのが、富士山麓から移植した藤の大木約22本。古いものでは樹齢60～70年を誇り、幹回りが2メートルを超える太さの木も生き生きとした花を咲かせる。

特に注目したいのは、黄金色の葉をつける長藤。藤の繊細な紫色と、明るい黄金色の葉のコンビネーションを楽しめる。

花の大きな早咲きの藤や、豪華な花の「八重黒竜藤」

園内の藤は大きく2つの系統に分かれており、1つ1つの花が大きく穂が比較的短いヤマフジ系の「甲比丹(かぴたん)藤」「昭和紅藤」「白甲比丹藤」などは、4月中旬頃が見頃に。一方、花穂が1メートルを超えるものもある「長藤」や、豪華な花を咲かせる「八重黒竜藤」、ピンク色の「本紅藤」といったノダフジ系は、ヤマフジ系から約1週ほど遅れて見頃を迎える。

藤やシャクナゲが咲く園内で春イベント

なお、レッドヒル ヒーサーの森では春の花々が咲く時期に合わせ「ハッピースプリングフェスタ」を4月19日(土)・20日(日)に開催。藤に加え、園内各所で赤・白・ピンクのシャクナゲが咲く中、ガイドツアーや親子写生大会、コンサートなど多彩なイベントが開催される。「ハッピースプリングフェスタ」に連動し、隣接する農産物直売所「朝津味(あさつみ)」でも、マルシェやステージイベントなど、春のお出かけにぴったりのイベントを行う。

【詳細】
「藤のガーデン」エリア 期間限定公開
公開期間：2025年4月11日(金)～5月中旬 予定 ※開花が終わり次第公開終了
場所：レッドヒル ヒーサーの森
住所：三重県津市高野尾町2877
アクセス：津駅(近鉄名古屋線、JR紀勢本線、伊勢鉄道)より約10km、駅からはバス・タクシーの利用を推奨
※車で来場の場合は、伊勢自動車道「芸濃IC」より約5分、約2km
営業時間：9:30～17:00(最終入場16:30)
定休日：毎週木曜日
入園料：大人 1,200円、中高生 600円(大人料金の半額)、小学生以下 無料
※上記は4月の料金、料金は季節により変動する(大人 500円～1,200円)

■ハッピースプリングフェスタ2025
開催日時：2025年 4月19日(土)、20日(日) 9:30～17:00
※レッドヒルへの最終入場は16:30まで
会場：里山庭園「レッドヒル ヒーサーの森」、農産物直売所「朝津味」イベント広場(三重県津市高野尾町5680番地)など

【問い合わせ先】
レッドヒル ヒーサーの森
TEL：059-230-7789 (9:30～17:00)