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シャガール“版画作品”の展覧会が世田谷美術館で、代表作『ダフニスとクロエ』などから約140点を紹介

企画展「マルク・シャガール 版にしるした光の詩(うた) 神奈川県立近代美術館コレクションから」が、東京の世田谷美術館にて、2023年7月1日(土)から8月27日(日)まで開催される。

シャガールの版画作品約140点が一堂に

シャガール“版画作品”の展覧会が世田谷美術館で、代表作『ダフニスとクロエ』などから約140点を紹介|写真1

宙を舞う恋人たちや花束、動物などを幻想的で色彩豊かに描いた絵画作品で知られる、マルク・シャガール。シャガールは絵画制作のかたわら版画も手がけており、2,000点以上の作品を残している。版元や工房との協働を通じて制作された版画作品には、絵画に通ずる部分がありつつも、版画ならではの表現も見てとることができる。

企画展「マルク・シャガール 版にしるした光の詩(うた) 神奈川県立近代美術館コレクションから」では、神奈川県立近代美術館の所蔵作品より、1950〜60年代にかけて刊行された6つの版画集から厳選された作品約140点を展示する。

たとえば『ダフニスとクロエ』や『サーカス』は、色彩豊かなリトグラフによる、シャガールを代表する作品だ。一方、シャガールは豊かな色彩表現にはとどまらない版画技法を探求しており、その例としてモノクロームのエッチングによる『ラ・フォンテーヌ寓話集』や、木版による荒々しく素朴な味わいを楽しめる『ポエム』などを挙げることができる。本展では、技法ごとの表現の違いや、題材や制作の背景などに光をあてつつ、シャガールの版画作品を紹介してゆく。

展覧会概要

企画展「マルク・シャガール 版にしるした光の詩(うた) 神奈川県立近代美術館コレクションから」
会期:2023年7月1日(土)〜8月27日(日)
会場:世田谷美術館
住所:東京都世田谷区砧公園1-2
開館時間:10:00〜18:00(入場は17:30まで)
休館日:月曜日(7月17日(月・祝)は開館)、7月18日(火)
観覧料:一般 1,200円、65歳以上 1,000円、高校・大学生 800円、小・中学生 500円、未就学児 無料

【問い合わせ先】
TEL:050-5541-8600(ハローダイヤル)

Photos(1枚)

シャガール“版画作品”の展覧会が世田谷美術館で、代表作『ダフニスとクロエ』などから約140点を紹介|写真1

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