だぁれかさんとアソぼ?
2026年
監督:清水崇
24時間、灯り続けるコンビニ。同じ商品、同じ挨拶、同じ作業。繰り返される日常が、静かに狂い始める。東京の片隅にあるコンビニ"エニーマート倉冨町7丁目店"で、副店長の堺は学生時代に働き始めて以来、気づけば20代のほとんどをこの店で過ごしてきた。レジ打ち、品出し、廃棄処理、スマホゲーム、マッチングアプリ。ただ同じことを繰り返す毎日。コンビニというシステムの中で、わずかな乱れも許さず店を支配するオーナー。しかし新人アルバイト・小河が現れたことで、店の均衡は静かに崩れ始める。やがてその歪みは、静かに、確実に、コンビニを極限の空間へと変容させていく。
映画レーベルNOTHING NEWによる実写長編第1作で、岩崎裕介の初監督長編。コンビニを舞台に、ルーティーン化された小さな社会に生まれたささやかな歪みが、外の世界の終わりへとつながっていくホラー作品だ。主演は染谷将太。唐田えりか、西村まさ彦に加え、追加キャストとしてくるまも参加する。第76回ベルリン国際映画祭フォーラム部門に正式出品され、国際映画批評家連盟賞を受賞した。