大盛況の中幕を閉じた、第66回カンヌ国際映画祭。最高賞パルムドールは、アブデラティフ・ケシシュ監督作品「アデルの人生」に贈られた。

映画祭でアワードと同様、注目を集めるのはドレスアップして続々と現われるセレブたち！ 各賞にノミネートされた監督、俳優ら豪華な面々がプレミアやセレモニーに姿を見せた。ドレスのトレンドは「ミニマル＆エレガント」。装飾も色柄も控えめに美しいシルエットで清く、気品良く着こなす。また透け感のある素材使いにも注目だ。シャネル、ディオール、ジバンシィ、サンローラン、プラダをはじめとするラグジュアリーブランドを身にまとった出席者たちの最新ドレスアップスタイルを、いち早くチェック！

福山雅治×ドルチェ＆ガッバーナ

『そして父になる』の主演を務め、カンヌでのプレミアに出席した福山雅治は、レッドカーペットドルチェ＆ガッバーナ ( DOLCE&GABBANA ) のタキシードに身を包んで登場した。包みボタンと光沢感のあるファブリックがエレガントで、福山のセクシーな魅力を引き立てている。

尾野真千子×プラダ

見事審査員賞を獲得した、是枝裕和監督作品「そして父になる」。主人公の妻を演じた尾野真千子は、レッドカーペットプラダ ( PRADA ) のドレスで登場した。ウエストが絞られていながらもふんわりとしたシルエットのドレスにはカルティエ ( Cartier ) のトリニティのリング、そしてイヤリングを。さりげなく気品を漂わせた。

真木よう子×プラダ

是枝裕和監督作品「そして父になる」では、主役の相手となる夫婦を演じた真木よう子。レッドカーペットには、メタリックなパープルカラーが特徴的プラダ(PRADA)のドレスで現れた。足元にはシルバーのシューズをコーディネートし、ヘアはゴールドのベリーショートでとびきりモードに。豪華なジュエリーも注目を集めた。

エマ・ワトソン×シャネル

知的でキュートなエマはシャネル ( CHANEL ) 2013春夏オートクチュールコレクションのブラック＆オフホワイトのスパンコールドレスを着て、レッドカーペットに登場した。
マーメイドラインのシルエットとハイウエストの切り替えでスタイルアップ。長いトレーンがエレガントでクラシカルかつスパンコールで華やかな雰囲気に。

ニコール・キッドマン×ディオール

カンヌ映画祭の初日、コンペティション部門の審査員として登場したニコール・キッドマンが着るのディオール ( Dior )のオートクチュール。ペールピンクのシルク・オーガンジーに花々の刺しゅうが美しい。ネオンピンクのパンプスをアクセントに。

レオナルド・ディカプリオ×サンローラン

サンローラン ( Saint Laurent )のグレーのスーツとホワイトシャツに身を包んで姿を見せたのは、「華麗なるギャツビー」でのクールな演技が注目を集めたレオナルド・ディカプリオ。2ボタンのジャケットは全てボタンを留め、さりげなくハズしを効かせた。その一方でシャツはボタンを開け、セクシーに。

タイッサ・ファーミガ×アルベルタ・フェレッティ

ソフィア・コッポラ監督映画「The Bling Ring」のフォトコールに登場した、注目の女優タイッサ・ファーミガ。若干18歳の彼女が身にまとったのはアルベルタ フェレッティ ( ALBERTA FERRETTI ) 2013-14年秋冬コレクションのロングスリーブドレス。透け感があり、エアリーなボリュームの白いドレスは、イノセントな彼女の魅力にぴったり。オープントゥのパンプスとスウィートなリボンで、ブラックを効果的に差し込んで。

ジェシカ・チャステイン×ジバンシィ バイ リカルド ティッシ

映画「クレオパトラ」のガラパーティに現れた、女優ジェシカ・チャステイン。未発表であジバンシィ バイ リカルド ティッシ (Givenchy by Riccardo Tisci)の2014年春夏コレクションに身を包んだ彼女は、ホワイトのイブニングドレスに、スキンカラーのナパレザーサンダルをコーディネート。イノセントな着こなしながら、シルエットやヘアメイクで大人の色気を香らせた。