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アートユニット「パラモデル」によるインスタレーションがメゾンエルメスにて開催

プラレールやミニカーといった玩具で空間を埋め尽くしてゆく展示で注目を集めるアートユニット、「パラモデル」による新作インスタレーション"「パラの模型 / ぼくらの空中楼閣」 パラモデル展"が東京・銀座のメゾンエルメスにて開催される。会期は2013年2月16日(土)から5月6日(月・祝)。

アートユニット「パラモデル」によるインスタレーションがメゾンエルメスにて開催 | 写真
パラモデリック・グラフィティ / 2012 / プラレール、玩具、スチロール、砂、壁紙 など
撮影: パラモデル / Courtesy of MORI YU GALLERY

パラモデルは、林泰彦と中野裕介によるアートユニットで、美術作品が特定の場所に帰属する性質を持つ”サイトスペシフィック・アート”を発表し続けている。ユニット名である「パラモデル」は、彼らの制作哲学そのものを示すキーワードとして、過去から現在に至るまで展覧会や作品のタイトルなどにも頻繁に使用されてきた。パラレル、パラドックス、パラメーター、パラサイト、パラダイスなどの言葉を示唆する接頭語である「パラ」と、模型や設計図を連想させる「モデル」という二つの言葉による造語で、これらに導かれるように、彼らのインスタレーションも無数の可能性を誘発する。建築パーツや部品から組み立てられた世界は極度にコード化されてゆく現代を象徴的に示しながら、永遠に組み直されてゆく都市や有機体のように広がり続ける。

今回、林と中野は東京の中心に位置するガラスブロックに覆われたビルの中で、それぞれの手法で都市を読み解き、妄想を膨らませていった。空間をどこまでも模型化してゆくインスタレーション、仮囲いシートに出現する空中楼閣と見まがうドローイング、各自のイマジネーションは、綿密でありながらも同時に幻影的な印象を残している。時に部品、時には全体となりながら、互いに異なるタイトルを掲げた二人の世界は、パラな世界を組み立て、展覧会という仮想空間でのメタフィジカルな「模型遊び」を試みている。

【アーティストプロフィール】
パラモデル
林泰彦 1971年生まれ。2001年京都市立芸術大学構想設計専攻卒業。
中野裕介 1976年生まれ。2002年同大学院日本画専攻修了。
これまでに「パラモデル展」(高知県立美術館/2007年)や「パラモデルのプラモデルはパラモデル」(国際交流基金ベトナム日本文化交流センター/2012年)など、国内外の美術館で作品を発表してきた。

【展覧会詳細】
「パラの模型 / ぼくらの空中楼閣」 パラモデル展
会期:2013年2月16日(土)~5月6日(月・祝) 会期中無休
月曜日~土曜日 11:00~20:00 (最終入場19:30)、日曜日 11:00~19:00(最終入場18:30)
料金:無料
会場:メゾンエルメス8階フォーラム
住所:東京都中央区銀座5-4-1
TEL:03-3569-3300

現代アート専門のウェブサイト『ART iT』でメゾンエルメスの展覧会、映画、ウィンドウディスプレイの最新情報を配信中
http://www.art-it.asia/maisonhermes

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