石油価格高騰などの影響を受けて苦戦するファッションブランドや小売業が多い中、売上を順調に伸ばすブランドがある。
H&Mは世界第3位の売上を誇るファッショングループ。今秋日本に進出、さらには、恒例のデザイナーコラボレーションがコムデギャルソンの川久保玲であることが決定しており、注目を集めることは間違いない。
H&Mは、アナリストの苦戦するのではないかという予想に反して、6月だけ見ても昨年比約8%の成長を記録。H&Mの人気の強さを裏付けるポイントは、ドイツとスウェーデンなど、今年度のアパレルマーケットが苦戦している地域がメインのマーケットだということ。マーケットが苦戦していても、H&Mの人気に陰りはない。
一方、イギリスのブランド、バーバリーも好調。高年齢層を対象としたブランドの代表格と言われた時期は遠い昔。今は革新とバランスの融合で、若者の憧れブランドとしてのイメージが強い。
バーバリーは第一四半期、対前年比で26%の成長。高級ファッションが外的要因により苦戦する中、勢いは止まらない。バーバリーにとって、サブプライム問題が囁かれるアメリカで好調をキープしたことが成長の要因の一つ。特に、ニューヨーク、サンフランシスコなどの大都市で強さを見せた。
ロンドンにくる各国の旅行者がバーバリーのショップに立ち寄るという。このような旅行者の出身国を中心に、今後も世界各国で事業展開を広げていく予定。
H&Mとバーバリーともに、他ブランドが苦戦を強いられている国で好調をキープしている点が成長の要因のようだ。

