ファッションニュース > 2008年6月 9日のファッションニュース

グーグル vs. ルイ・ヴィトン、商標権侵害裁判

今、商標権侵害を巡って「グーグル vs ルイ・ヴィトン」の構図が出来上がっている。ルイ・ヴィトンが、グーグルのサービスである「Google AdWords」に対して、商標権を侵害しているとして告訴しているのだ。裁判は欧州の最高裁判所で行われる。

「AdWords」は広告主に対して、広告にキーワードを提示する。「提示」とはユーザーの検索キーワード数、広告主のキャンペーン内容などさまざまな要素を考慮して、コンピューターシステムが「提示」する。

ルイ・ヴィトンが問題とするところは、GoogleがAdWordsの中で広告主に対して「提示」するキーワードに「ルイ・ヴィトン 偽物(Louis Vuitton fakes)」や「ルイ・ヴィトン レプリカ(Louis Vuitton replicas)」などが含まれている点。これは、「商標を偽造する」、「ブランドイメージを下げるもの」、「不正な広告である」といったポイントで訴えたもの。(http://out-law.com/を参照)

この問題、2004年に、AdWordsのシステムはブランドの商標権を侵害しているとして、ルイ・ヴィトンがフランスの裁判所に告訴し、勝訴している。しかし、サービスを運営するGoogleはこれを不服として上訴し、裁判はルクセンブルグにある欧州裁判所まで持ち込まれている。

欧州での裁判では過去に同様の判例はないが、欧州裁判所の決定は欧州地域の商標に関する統一された法律に影響する。今回の裁判を経て統一した商標・キーワード関連ポリシーを決定する可能性もあるという。

■AdWordsとは?
Googleの検索結果と連動して広告を表示するサービスで、Googleの収益の多くは、Wordsから生まれている。Wordsは広告を特定のキーワードと関連づけることで、そのキーワードが検索された場合に、検索結果ページのサイドに広告を掲載することができる。ユーザーの求めるキーワード(情報)と連動した広告を出すことができ、高い広告効果が得られる。

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